(巻二十一)大金をもちて茅の輪をくぐりけり(波多野爽波)

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2月13日水曜日

酒田市の物産展は本日も続いておりまして、今日昼時には舞妓さんの踊りも披露されました。
酒田湊は北前船の泊まりでありましたから京都風でございまして、芸者ではなく舞妓さんなのであります。新潟は芸者だったと思います。古町の芸者さんを見たことはありませんが。

寒晴れやあはれ舞妓の背の高き(飯島晴子)

との句もあるように舞妓さんは身長145センチ位で微笑んでいないのに微笑んでいるように見える、美しいと言うよりは可愛い女性たちでございます。

マギーさんが体調を崩したようでグタッたとしておりました。まだ新米のパートタイマーですからから“帰りなさいよ”とは言えませんが精一杯が“一緒に頼みに行こうか?”でございました。
アーティも了承はしましたが、あれとこれとはどうなってる?と質問を浴びせてからの了承でした。
そう言うアーティもアップアップのようですから、フランキーも認めているようにパラが足りませんね!
あたしゃ3時で帰っちゃいますけど。

そんな訳で四時前にオフィスを出て神田神保町三省堂に寄りました。
からが赴任する小都市の昭文社のポケット地図を見つけて来いとの下命です。
書棚を探しましたがありませんので店員さんにデータを検索して頂きましたが、その小都市は相手にされていないそうです。

母親は捨てられる女春寒し(潤)

折角ここまで来たので四階に上がり古文庫を漁り以下を確保いたしました。

「バカだなア
- 天野祐吉」(ちくま文庫)

「江戸の定年後 - 中江克己」(光文社文庫)

「他人と深く関わらずに生きるには - 池田清彦」(新潮文庫)

タイトルに騙されることが多いのですが、天野祐吉氏は信じてます。何しろ千住の生まれですから。

https://blogs.yahoo.co.jp/nprtheeconomistworld/38886076.html