(巻二十一)うしろからうしろから改札の冬(飯田晴)

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3月9日土曜日

の引っ越し荷物を宅配屋さんに引き渡しました。

寒き顔映り宅配便と言ふ(加藤かな文)

大小14個の段ボール箱で全て25キロ以下です。the地方都市までの運送料は二万七千円くらいでした。

随筆筆写を全文回収しました。

パソコンにデータ取り込む梅咲く日(潤)

関東地方に春一番だそうです。

春一番妻の一言逆らわず(野村征三郎)

顔本にこのブログから摘まんで『今週の出来事』をアップして見ましたが、やはりシックリ来ません。どうしても顔本の“送り付ける”と云う姿勢が後味を悪くさせます。
そんなことを考えていたら、ギルバートさんから“いいね”が入った!自動翻訳も精度が上がってきているから何を書いているかは分かるのだろう。すごい世の中だ!


「品格について - 谷崎潤一郎」中公文庫 文章読本 から

を読み始めました。この部分は技術ではなく、日本人の謙譲の気質と日本語の特徴について述べておられます。

“ そうしてたまたま独特の考えを吐露する必要のある時でも、それを自分の考えとして発表せずに、古人の言に仮託するとか、先例や典拠を引用するとかして、出来るだけ、「己れ」を出し過ぎないように、「自分」と云うものを昔の偉い人たちの蔭に隠すようにした。ですからわれわれは口で話す時も文章を綴る時も、自分が思うことや見たことを洗い浚い云ってしまおうとせず、そこを幾分か曖昧に、わざと云い残すようにしましたので、われわれの言語や文章も、その習性に適するように発達した。”

というような、美徳日本語は自動翻訳機を悩ませるんだろうなあ?