(巻二十一)原罪のりんごを食べし喉仏(望月富子)

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3月31日日曜日

下の管も上の点滴も外して寝たので快眠でありました。
五時半に目覚め院内を散歩いたす。写真はナースセンターとディルームから見たルート6。

朝のうちに点滴を一本流し込んで、点滴用の針を抜いて11時に退院しました。会計課はお休みなので入院費は後日精算となりました。後日は術後診察と管抜きをする9日火曜日だろう。

人間は管より成れる日短(川崎展宏)

自分にどれだけの覚悟ができるか分かりませんが、“生”に拘りたくありませんなあ。
たかが二泊三日ではありましたが、退院したらやってみたい、食べてみたい、呑んでみたいと云う物が思いつかない。強いて探せばタバコかな。

店先で喫煙できるコンビニで二本吸ったがうまくもないから“生きててよかった”なんて味ではありませんなあ。昼酒を飲みたいとも思わず、安いサンドウィッチを買って帰宅して、ミルク紅茶で流し込んだ。
1時から3時半まで昼寝。麻酔だと夢を見ないが、昼寝では変な夢を見て疲れた。夢も見たくない!

煙草すう男に寒き春の昼(大井雅人)

夕食どきにが歌壇・俳壇を持ってきてどうだ?と云う。

天気予報雨に変われど約束の延期はしないだって逢いたい(笠井真理子)

に“いいね”を致した。だいぶ毒されてきたなあ。

の食事をいただく。旨くのないのは体調のせいかなあ?
はもうしばらくは生きていてくださいと言ってくれる。考えておきましょう。

生かされて生きてしまつたこの四年
桜の花は今年又咲く(川崎康弘)