(巻二十一)浮世絵の女虫売軽げの荷(後藤夜半)

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4月6日土曜日

に起こされるまでぐっすりと寝込んだ。欲のうち、今は睡眠欲が充たされることが一番嬉しい。他の欲もまだ機能はあるが望まなくなったな。

枯野の木寄れば桜でありにけり(村上鞆彦)

今年は花の命が長いようだ。さくら通りの桜はまだまだ盛りで散ると云うよりはハラリハラリと降りて来ると云う様子であります。遠方ということではないが、地元以外の花見客も少しはいるようで凄いカメラを振り回している。

桜の句には色々ありますが、この句が今は好きです。

うつむきて歩けは桜盛りなり(野坂昭如)

今日生きて今日の花見るいのちかな(角川春樹)

死ぬことを約して生まれ花あかり(鎌田俊)

他の花々もまたよろしく、それぞれに沁みる句があります。

花閉づる力の失せてチューリップ(曽我鈴子)

たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ(坪内稔典)

たんぽぽの句は意外と少なくネンテン先生のこの句がカイシャしてますよね?

夕方、宅配便屋さんが段ボール6箱をピックアップしてくれました。

存知上げないお一方からオッファーをいただいておりますが、何やら他意を感じますので今は保留にしています。何れ削除でしょう。

知恵を持つヒトとて掛かる蜘蛛の糸(押田裕美子)


筒先の管は解かれて桜咲く
いつもより花のいのちの長きかな
就職先を父母ブログ見て確かむる