(巻二十二)春雨や酒を断ちたるきのふけふ(内藤鳴雪)

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5月24日金曜日

昨今、運動会は初夏に行われるとのことだが練習中なのか、近接する高校から歓声が漂ってくる。
この漂ってくる程度が丁度よろしい。

所定の作業を終え、午後は外出せずに昼寝といたした。

外出しないから、書くことはこういうことになります。


春雨や酒を断ちたるきのふけふ(内藤鳴雪)

*体はまだ飲めるのだけれど、飲んでいると命にかかわるので止めるのが断酒かな。酒好きにはつらいだろう。
あたしの場合、酒に関しては明白で切迫した危険はないらしい。しかし少量で酔いまわるようになり、量的には飲めなくなってきた。以前ならホッピーで中2回くらいなら帰宅してからの読書などに支障がなかった。今や瓶ビール一本でもお床入りでござる。
何事も先細りでありますなあ。

行く道の細らばほそれ山ざくら(嬉水)



昨日の打ち合わせ会議の際に損益書が資料として映示された。科目は日本語で記載されていたが、これを一括で英語に変換してしまった!
驚くことではないのかもしれないが、驚いた!



「わが身辺に低廉の佳肴あり - 檀一雄」中公文庫 わが百味真髄 から

を読み終わる。

“ だから、私たちの酒のサカナは、低廉の粋をきわめることにしたいものだ。
酒のサカナは、細君の喰べるケーキより、ちょっとばかり安いものを見つくろうことにしたら、お家断絶、身は切腹などということにならずにすむ。
さて、身のまわりをとくと研究して、日曜料理に、一週間分の酒のサカナを仕込んでみたらどうだろう。”

*ケーキより安いという目安は尊重したい。つまみも五百円までだな。鰯の刺身がぎりぎりの四百八十円である。鰹刺身となると五百八十円でだが、ちょっといいケーキになればこのくらいかな?

*この文面からは家庭的な人物を想像させるが、檀一雄という方はそのような甘い御仁ではないそうだ。