(巻二十二)のどかさや指が楽しむ袋菓子(亀山幽石)

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6月6日木曜日



今日は名古屋へ日帰りでございまして8時20分の“のぞみ”に乗りました。ロードファクターは品川発車で5割くらいでしょうか。E席ですが今のところD席は空席です。富士山側で悦んでいますが、空が霞んでいますから拝めないかもしれないな。
横浜駅でゾロゾロと降りていく。新幹線通勤かな。
横浜駅でD席が埋った。
丹沢は見えましたが、富士山は雲の中で拝めず。


名古屋駅着、ボビー、マギーの銀時計で合流した。
客先でガンガン仕切って一時間半。

一仕切り終わって名古屋駅でお二人から切り離し。お二人は
ラーメン食って次の現場の大阪へ旅立ちです。
あたしゃ便所を求めて地下街を彷徨。危機一髪で発見しrelieved myselfでござった。

さて後は勝手気儘な一人旅でござる。
お城を見る趣味はありませんし、大須とか栄にも興味なしです。
あたしゃ古本屋を覗くのがそれです。ネットで探して面構え・店構えから鶴舞というところにある山星(やまほし)書店を探検いたすことに致しました。
ご当地は、まことに不案内でございますが、山星書店の地図に鶴舞公園と名大病院がかかっておりましたので手掛かりとしては十分でございました。
名古屋駅から地下鉄桜通線で丸の内に行き、そこで鶴舞線に乗り換えて鶴舞で降りました。
鶴舞駅の一番階段を上りますとほぼ山星書店の前に出ました。
山星書店は北向に大通りに面していて数軒先には店は閉まっていましたが大学書店という古本屋もございましたので、かつてこの辺りは古本屋街ではなかったのかと想いを馳せました。
山星書店の店頭には文庫と新書の棚が出ていましたが、量的にはあたしの保有量と変わらない程度でございました。
折角ここまできましたので何か獲物と思い買う気で探して

續渾齋随筆-會津八一(中公文庫)450円

少女コレクション序説-澁澤龍彦(中公文庫)200円

を買いました。
支払いのために帳場に進みましたが店内の書棚には立派な多分高価な本物の古書が収められてございました。
店内雰囲気、店主、番頭、店番のお三方の風体・挙動、在庫を総合的評価致しました。
山星書店は正統古本屋一部上場書店と認定いたします。
特に 店主、番頭、店番のお三方が醸し出す陰・暗・黙の世界は考察に値するもので、同店へのエクスカーションを推奨いたします。

山星書店を出て昼飯にいたした。ボビーとマギーがラーメンだそうなので、あたしも四、五軒隣にあった“ラーメンごりまる”という店に入った。
ビールをいただき、この店の一番オーソドックスな麺にして、味付け玉子をトッピングといたした。
麺はコシが強くやや太めであります。あたしゃ細麺派ですから、麺はミスマッチでした。旨かったのは味付け玉子でこれは評価いたします。スープは見た目ギタギタですが、以外とサッパリしておりまして、これはよしでした。

来るときは地下鉄を乗り継いできましたが、ここはJR中央線鶴舞駅もあることが分かりましたのでJR鶴舞駅行ってみました。昼間の1時過ぎでも10分に一本は電車があるようなので、JRで名古屋駅に向かうことに致しました。
あのくそ暑いとされる多治見からの列車に乗り二駅で名古屋駅に到着しました。分かっていれは初めからJRにしましたよ。
鶴舞公園はなかなか立派な公園のようでしたが、散策するには暑くなりすぎていました。

あっさりと名古屋駅に到着し、ほかに見たいところもありませんし、多治見ほどではないのでしょうが名古屋も暑いので徘徊する気にならず、新幹線口へ向かいました。

名古屋からの帰りは業務終了時間が見えておりませんでしたので自由席
にしてありました。アニーさんは「指定してもいいですよ、領収書お願いします。」と言ってくれておりましたが、旅費の精算が面倒になるので自由席に並び、D席に落ち着きました。
このまま走れば四時前には谷中銀座夕焼け段々上の大島酒店のビール箱に着座できるでしょう。