(巻二十二)ほろ酔の暖簾出ずれば冬の星(軽部栄子)

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6月9日日曜日

細君に依れば、今日はロックの日だそうです。オン・ザ・ロックではなく、ロッケンロールのロックだそうですが、酒類業界としては巻き返しをすべきではないだろうか?

ロックの俳句は検索をかけても出て来ませんでした。

細君の荷物持ちとして柏まで買い物に同行つかまつった。
やはり何かまとまった物を買うとなるとデパートに行く世代であり、二人分の夏布団、枕、毛布カバーを調達した。とてもあたしに運べる分量ではなく、600円払って配送をお願いした。
枕売場には枕専門の相談販売員のおばさんが居て、ベッドに寝かされてそれぞれに最適の枕選びとなった。あたしは低い枕がよろしいとのお見立てでございましたよ。
ロックの俳句は見つかりませんでしたが、枕の在庫は十分ございます。

うらおもて枕返して朝寝かな(市川賢)

細君はせっかくデパートに来たのだからとバッグ売り場をのぞき、それほど高くはないポシェットのような物入れを買っていた。
そして、あたしには夏帽子を買ってくれました。
結構なお値段です。細君はこういうものには金を出すんですよ。あたしなら千五百円までですね。そもそもこういうものはデパートでは買いません。

夏帽子替へて遊ぶ日働く日(安原春峰)

昼飯は、ステーションモールの中華屋に入り、細君はチャーハンであたしゃ担々麺にいたした。担々麺は細麺であります。
円卓で相席になった私たちと同様の老夫婦は五目面と五目焼そばを注文し取り皿をお願いしていた。そしてそれぞれを二人で小皿に取りながら両方の料理を分かち合っておりました。
なかなかいいもんですね!

串抜いておでん分け合う二人かな(岩村昌司)

朝日俳壇、

見るだけの山となりけり登山帽(佐藤博一)

復縁を願ふ絵馬あり花あやめ(堀正幸)

*この句は広がりますねえ!まず男ではなく女の絵馬でしょう?捨てた男にもう一度なのかな?
物語ですね!

あの人を古い上衣とぬぎ捨てて死ぬ程恋しと死んでも言へぬ(大寺和美)