(巻二十二)隣席は老のひとりのとぜう鍋(大沢てる子)

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7月7日日曜日

七夕ですが、お星さまは見えますまい。

七夕や逢はねば人を忘れゆく(神長哲郎)

手に届く身近な願ひ星祭(萩庭一幹)

一日中雨降りで外出せず。

地球
顔本に以下の一文と藤純子さんの映画ポスターとモツ焼きの写真を載せて世界に送り出した。

Ate modest food and drunk cheap drinks. Lived low profile life
Yet rich in mind! Met many cats and saw beautiful sceneries, and made one Facebook friend this week.
Went to a second hand books fair and bought three paperbacks (Japanese) and spotted an old Yakuza film poster which was demanding for JPyen3,500.  

目下、林ちゃん、ベス、アネッタ、ドギー、バレンテナ、斎藤氏から“いいね”をいただいています。

朝日俳壇からは、

無表情同じ時刻に水を打つ(竹内宗一郎)
タクシーに乗つてしまつて夕立晴(酒井湧水)
大凡[おおよそ]の段取り付きし昼寝かな(酒井大岳)
なんとまあ御負けの金魚だけとなり(谷澤紀男)

を書き留めさせていただいた。

あたしとしては金魚の句に天ですな。

Yahoo!ブログは回復せず。ハテナブログへの引っ越しもいまだ叶わずです。明日は掲載できるだろうか?

本

「イヤなやつ - 河盛好蔵新潮文庫 人とつき合う法 から

を読み終わりました。
著者は以下の自己分析をしていらっしゃる。

『 私自身のことを考えてみると、私はます人に快感を与える容貌の持主ではない。性質についていえば、他人の幸福よりも不幸を喜ぶ根性の悪さがある。自分はできるだけ怠けて、人を働かせ、その功を自分だけでひとり占めしたいというズルさと、欲の深さがある。権力者にはなるべく逆らわないで、時としては進んでその権力に媚びようとするいやしさがある。絶えず世のなかの動きを眺めていて、できるだけバスに乗りおくれまいとする、こすっからいところがある。他人にはきびしくて、自分には寛大な、エゴイストの部分が非常に多い。ケチで、勘定高くて、他人の不幸にはそ知らぬ顔をし、自分の不幸は十倍ぐらい誇張して、いつも不平不満でいる。考えてみると、「イヤなやつ」の条件をことごとく具えている。
そして、こんなことを、あけすけに書いた方が、かえって得になるとひそかに計算しているのであるから、われながら嫌悪にたえない。そして私のような人間に限って、人に対して好ききらいが多く、自分に圧迫感を与える人間を見ると、すぐに「イヤなやつ」呼ばわりをするのである。』

ご自分のこととされているが、そういうことではないわけでげすよ。