(巻二十二)四面楚歌なる余生もち梅雨長し(愛宕翠晃)



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(巻二十二)四面楚歌なる余生もち梅雨長し(愛宕翠晃)

7月16日月曜日

しみじみ梅雨長しでございますなあ。

成人女性がペット茶の空瓶を分別しながら、これはいいんじゃない?と瓶を渡してきた。

いいことがあつて朝顔咲きにけり(中島正則)

早速書き留めました。

成人女性から扇風機と手持ち型の掃除機を見て来いとの命が下り駅前の量販店に様子見に出掛けた。

当節の扇風機は立体式と云うのが出ているが従来型が目当てである。使用場所は台所なので動かし易く場所を取らないものが希望だ。ところが扇風機の安定性を優先させているためか台の部分がやたらとデカイのである。メジャー持参で参り測定したが直径36センチくらいが主流でこれでは場所を取りすぎだし、かなり重い。28センチと26センチがそれぞれ一台ずつあったが台にあわせるように回転扇も小さくなっている。

扇風機さみしい道具かも知れぬ(小谷正和)

続いて手持ち型掃除機を見に行ったが、こちらも重さが問題だ。モーターとバッテリーが手元に付いているし集塵したものの収容部分も手元だから一番軽い機種でも1・4キロらしい。これを振り回せる体力がなくては使えないわけだ。

掃除機に豆の入る音春立つ日(きくちきみえ)

電気製品を選ぶに附けても己が体力が判断基準となるわけだ。

帰宅して成人女性1・4キロの話をしたら、“止めときましょ!”と即断でありました。

本

「鏡と鑑-『リチャード二世』 - 松岡和子」ちくま文庫 「もの」で読む入門シェイクスピア から

シェイクスピア劇だからそう言う題材ばかりを取り扱うのでしょうが、王様もたいへんですねえ。