(巻三十二)気がかりを一つ抱えて日向ぼこ(阪上多恵子) 3月29日火曜日 お出掛け日和にはほど遠い寒い春の日だが細君は銀行の貸金庫に月参りに出かけた。高齢者の休眠口座への管理が厳しくなってくるらしく、それが気掛かりで毎月のように通帳の休眠打破の…
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