2017-12-01から1ヶ月間の記事一覧

つぶや句集

平成二十九年 五七五に呟き歳を越しにけり 密買や年末年始の隠し酒 極月や夏までまでの定期代 携帯を無くして熊の冬籠り 働けて減額支給や 大手締め 波長合う昭和歌謡や耳覆い 亀有の筑前加賀のモツ合戦 別れ告ぐ歯に舌先で暮の冬 着膨れや乗らんと体を斜に…

The hills are alive - by Holland Cotter Sept. 22, 2017 (中国水墨画展)

If you've seen only ash-aired Beijing, or that architectural Oz, Shanghai, you haven't seen China. Most of the country is wide-open space, green and blue: hills, plains, water. And it was an escape to that openness that some Chinese urbani…

酔ひそぞる天には冬の月無言(吉田類)

12月30日土曜日 味噌しようゆ切らさぬほどの年用意(園部佳成) 我が家の年用意も細やかなものである。煮物と膾と鶏の肉巻き、ほかに田作りに栗きんとんくらいまでは作る。昆布巻きと黒豆はパックを買う。大晦日の夕食には刺身が付く。 煮物の人参を捻梅に…

(巻十七)双眼鏡のなか一閃の鷹渡る(高岡敏子)

12月29日金曜日 午後、近所の生協へ買い物に出掛け吉楽さんで一杯いたす。今日はおでんにしたが、いつもより大根が一つ多く入っていた。サービスかな?ちょっとしたことであるが温かくなる。 生協の前にウエルシアに入りウイスキーとチョコレートを仕入…

Taste, sure, but will the food look good? - Karen Stabiner Oct 5, 2017 (料理写真)

Check out the tray liners at Martina, Danny Meyer’s new pizzeria in New York City, which were designed as branded Instgram bait. Each has what the executive chef, Nick Anderer, calls “a frenetic doodle” contemporary Roman slang phrases, im…

(巻十七)翻訳の辞書に遊ばす木の実独楽(角谷昌子)

12月28日木曜日 有休が半日残っていたので午後はズルをすることにした。 これからは消化試合の年の暮(橋本喜夫) とは言え、何かしたいことも何処か行きたいところもない。したいこと、やりたいことがないというのは著しい老化の現れであろう。やりたいこ…

Train ad beauty

The woman smiling is enticing smalltime gamblers walking through a terminal station. There is no legitimate casino in Japan but de facto casinos are ubiquitous near at almost every train station and on suburban roadsides. They are pachinko…

(巻十七)仁侠の地の木枯や叫ぶごと(吉田未灰)

12月27日水曜日 駅伝の車内広告が目につく。青学の原監督も「戦国駅伝」と言っているようなのでどんなドラマが展開されるのか楽しみであります。 関東大学駅伝ではありますが、出場選手の出身高校が地方なので、まあ全国的な関心も集まるのでしょうか? …

「テンとマル - 丸谷才一」集英社文庫 別れの挨拶 から

「テンとマル - 丸谷才一」集英社文庫 別れの挨拶 から 句読点といふのは、本来はなくたつてかまはないものである。ここまででわたしは読点を一つと句点を一つ使つたけれど、これはもし何なら使はなくても別に間違ひではない。ただ現在の慣例に反しているだ…

(巻十七)行年に見残す夢もなかりけり(永井荷風)

12月26日火曜日 荷風のいい句がいい廻り合わせであたった。 才能と富に恵まれ、アメリカやフランスに遊学して、遊里に親しみ、踊り子と戯れた荷風とは比べものにならないが、まあ「見残す夢」は無いわけであり、勝手に共感している。 冬の路地荷風になつ…

(巻十七)月の舟池の向ふへつきやりて(井上士郎)

12月25日月曜日 ジャパンタイムズについてくるニューヨークタイムズ国際版が今朝は挟まれいなかった。クリスマスは休刊なのだろう。買わなかった。 尻さむし街は勝手にクリスマス(仙田洋子) 正月用の餅を探しているが、この場末の町にも米屋が無くなって…

(巻十七)おごそかに箸をそろえてうす粥の上に卵の黄身を落とす(山崎方代)

12月24日日曜日 昨日から鮭缶、フルーツ缶、ツナ缶とプル型の缶詰めを開けたが、なかなか手強い。今はまだなんとか蓋をはがせるがゆくゆくは出来なくなるだろう。 ジャム瓶の蓋の手強き二日かな(玉田春陽子) 残り物で手巻きの昼食をいただき、その後年賀…

(巻十七)プライドを終の施設に捨てし夏(春山久米)

12月23日土曜日 我が家のクリスマスは自宅で手巻き寿司である。息子も今晩は家に居るというので今晩がクリスマスディナーとなった。 午後駅前まで刺身とケーキを買いに出掛け、どうせ家では飲ませてもらえないので、ついでに庄屋で一杯といたした。 庄屋…

2/2 Still looking for more inflation - by Binyamin Appelbaum (インフレ志向)

Fed officials began the year expressing confidence that inflation was finally rebounding as the economy continued to expand. But the Fed’s preferred measure of inflation declined in the last three monthly reports, from an annualized pace o…

(巻十七)梅咲いて人の怒の悔もあり(内藤露せん)

12月22日金曜日 港のお役所への年末挨拶に同行した。いつものことではあるが、港の道路は渋滞している。 海上貨物の運賃動向は話題にならないが、航空貨物の運賃は急騰しているらしく、スペースも逼迫しているらしい。 倉庫より高く荷を積み十二月(山本…

1/2 Still looking for more inflation - by Binyamin Appelbaum (インフレ志向)

The United States has a problem: not enough inflation. That notion is a bit of a headscratcher. Most people don't like inflation. They would prefer that a dollar tomorrow be worth the same as a dollar today. But a recent drop in inflation …

Train ad beauty

She is a school student and advertising an individual lesson at a cramming school. It is a Christmas, year end and New Year’s holiday but students who are going to take entrance examinations for primary school, junior high school, high sch…

(巻十七)襖絵の虎の動きや冬の寺(斉藤洋子)

12月21日木曜日 明日は冬至だそうです。正月用の食材も列び始めましたが、東京税関の統計課がおせち料理の輸入統計を面白く発表していた。海外依存度をしみじみ感じる。 http://www.customs.go.jp/tokyo/content/toku2911.pdf 統計特集と云うことで身近…

(巻十七)寝支度の金魚がひとつ泡を吐き(本庄登志彦)

12月20日水曜日 成田空港のお役所への年末挨拶に同行することになった。午後一とのことなので午前は佐倉城下を散策することにした。前回、10月20日は城址と国立歴史民俗博物館を訪れた。今日は東側の寺町や蘭学通りを歩くことにし、長島茂男の佐倉高…

「エレクトロニックカフェに行った - 川上弘美」中公文庫 あるような ないような から

「エレクトロニックカフェに行った - 川上弘美」中公文庫 あるような ないような から 渋谷センター街のマクドナルドに入ってチーズバーガーとコーラを買って二階に上がるとぎっしり人が座っていてたいがいの人の髪が茶色くて茶色くない人もだぶだぶした服…

(巻十七)石にかけて痺れし尻や鳥渡る(内田百聞)

12月19日火曜日 北千住駅の1番線の立ち食い蕎麦屋で天玉うどんを食った。 駅蕎麦のホームに届く葱の束(塩川祐子) ぬるいうどんだなあと思いながらズルズルと食っていたら、先客の若いあんちゃんが、蕎麦がぬるいと店主に文句をつけた。 店主は鍋から汁…

(巻十七)大年の富士見てくらす隠居かな(池西言水)

12月18日月曜日 昨日、日曜日、は15,374歩 9,224メートル歩いたと歩数計が言っている。 酒量計があればどれだけ呑んだか正確に出るのだろうが、飲んだ割には二日酔いにはなっていない。ではあるが、睡眠不足と飲食疲労で心身ともに萎えている。 参宮橋の…

(巻十七)趣味嗜好昼寝の夢も老いにけり(矢野?)

12月17日日曜日 第11回東ア青年の船管理部忘年会が一時から参宮橋で開かれた。乗船したのが1984年であったからメンバー各氏も六十代七十代に入り、日曜日の午後という設定も悪くはない。 家は十時半ころ出た。表参道駅で降りて原宿駅を通り明治神…

(巻十七)傘も化て目のある月夜哉(与謝蕪村)

12月16日土曜日 井口泌尿器科クリニックに定期検診にうかがう。今日はバイト医師ではなく本チャンに診て戴いた。“異常はないか?異常を感じたらすぐに来なさい。”には温かみを感じる。 診療所の次は床屋さんである。近頃は専らQBの1080円で済ませて…

London sewer is menaced by a giant fatberg - by Amie Tsang - September 15, 2017 (ロンドンの下水道)

There is a monster beneath the streets of London, menacing the East End underworld. What has been named the Whitechapel fatberg is a rock-solid agglomeration of fat, disposable wipes, diapers, condoms and tampons. It was discovered to the …

(巻十七)鯛焼やいつか極道身を離る(五所平之助)

12月15日金曜日 まだ鯛焼きまでは悟りが開けてはおりません。 四ツ谷界隈を徘徊してわかばに寄ったのは暑い最中だった。速いものです。 高澤良一氏の顔本を追従しているが、氏の弟子たちから寄せられる写真がすばらしい!赤富士を背景に羽田飛行場を移動…

Outlawing war? It actually worked. - Oona A. Hathaway & Scott J. Shapiro - Sept. 5, 2017 ”(不戦条約)

If you were to ask historians to name the most foolish treaty ever signed, odds are good that they would name the Kellogg-Briand Pact of 1928. The pact, which was joined by 63 nations, outlawed war. Ending war is an absurdly ambitious goal…

Train ad beauty

She is on a cosmetics advertising and it is of course that she is attractive. Not only because her beauty caught my eyes, but also because she reminds me of my kindergarten teacher, and my first falling love at the age of five.?

(巻十七)秋草を活けて荒野を垣間見る(市掘玉宗)

12月14日木曜日 年も押し詰まってきた。いつ毎日が日曜日になるか知れない身であるから有給休暇を残しておいても仕方ない。10日くらいは残すことにして午後からお休みをいただいた。 師走半ばの十四日であるから泉岳寺を考えた。しかしホームページを…

(巻十七)借銭の山に住む身の静けさは二季よりほかに訪ふ人も無し(大根ふとさ)

12月13日水曜日 車内のビデオ広告で吉田羊と北川景子が続いて流れたが、私は断然“北”である!なんで羊がチヤホヤされるのか分からない。 葵紫穂さんを初めAVにも美女は沢山いる。仮にAVを裏として、なぜ彼女等は裏でしかデビュー出来なかったのだろう? …