(巻三十三)貌のなきマネキンに乗せ冬帽子(瀬戸柚月)

(巻三十三)貌のなきマネキンに乗せ冬帽子(瀬戸柚月) 6月28日火曜日 細君は月詣りに出かけた。信心の対象には神様仏様お金様から鰯の頭といろいろあるが、わたしゃお狐さまにしておこう。 出かけたあと心清しく中勘助の随筆『独り碁』をひもとく。 《昭和…

(巻三十三)説明書読めど蛙の目借時(大曲富士夫)

(巻三十三)説明書読めど蛙の目借時(大曲富士夫) 6月27日月曜日 朝、細君が妹に電話したら、なんと都内のホテルに何とか割を使って娘と投宿中とか。姉妹といっても性格が全然違う。金は貯めるものと思っている姉と金は遣うものと思っている妹か。「姉の方…

(巻三十三)明暗を分けて地震あと冴返る(石橋みどり)

(巻三十三)明暗を分けて地震あと冴返る(石橋みどり) 6月26日日曜日 昨日は、散歩に出て焼きうどんを食べ、散歩から戻って鶯パンを食べ、三食もしっかり食べたので夜になって腹がもたれた。少し苦しいので早々に寝たが、この不快な暑さのなかでも朝まで眠…

Advice sought after

A bookshop in Ario Kameari Shopping Mall is under renovation to start its business in this summer. An opening of a bookshop is a pleasant surprise! Advice sought after: I listen to and dictate BBC programs (podcasts) to deter and delay dem…

(巻三十三)三月や道路工事の回り道(金子さと)

(巻三十三)三月や道路工事の回り道(金子さと) 6月25日土曜日 家事は掃除機をかけただけ。暑い。 3時半から散歩に出かけて図書館で角川俳句6月号を借りた。 止せばよいのに、曳舟川を上って駅前まで歩いた。途中の草むらに鳩が暑さを避けて座り込んでい…

「役割分担 - いかりや長介」新潮文庫 だめだこりゃ から

「役割分担 - いかりや長介」新潮文庫 だめだこりゃ からおかしなもので、「これぞドリフの笑い」という核を最初につくったのは、ちびでピアノの弾けないピアニストを入れてしまったと私が後悔した男、荒井注だった。それも、きっかけは彼がろくにピアノを弾…

(巻三十三)早過ぎず遅過ぎず着く大試験(岩井平八郎)

(巻三十三)早過ぎず遅過ぎず着く大試験(岩井平八郎) 6月24日金曜日 細君は生協に出かけ、化粧品屋に寄って帰ってきた。 南風や化粧に洩れし耳の下(日野草城) 午後から強い南風が吹き出して気温は30度を超えた。 散歩は4時からにした。昨日結構歩いたの…

「『だめだこりゃ - いかりや長介』(新潮文庫)の書評 ー 水道橋博士」

「『だめだこりゃ - いかりや長介』(新潮文庫)の書評 ー 水道橋博士」「芸は一流、ギャラは二流」と自分を称したのは上岡龍太郎師匠である。もちろん、この言葉は世間の評価に対して、「俺の価値がわからんか!」という芸人の矜持の台詞に他ならない。芸人とは…

(巻三十三)駅なかを漂流したる薄暑かな(丸茂ひろ子)

(巻三十三)駅なかを漂流したる薄暑かな(丸茂ひろ子) 6月23日木曜日 新しい洗濯機で洗濯をした。下着3枚Tシャツ2枚パンツ3枚パジャマ上下1着、チノパン1着タオル3枚、バスタオル1枚、床タオル1枚を洗ったがこれでも24リットルで洗えてしまった。…

(巻三十三)燃えながら皿にとらるる目刺かな(野村亮介)

(巻三十三)燃えながら皿にとらるる目刺かな(野村亮介) 6月22日水曜日 細君が生協の花屋さんでヒマワリも買って帰った。小さな花もヒマワリだそうだ。 向日葵は金の油を身にあびてひらりと高し日のちひささよ(与謝野晶子) などと君は呟く。 午後は図書館か…

(巻三十三)あるはずと探せどあらず朴の花(森田純一郎)

(巻三十三)あるはずと探せどあらず朴の花(森田純一郎) 6月21日火曜日 洗濯機の試運転を致した。節水型だそうでいつもの量を24リットルでこなしていた。特段の不都合もなく、旧型と同じぐらいの時間で洗濯完了。ゴタゴタがなくて何よりでした。因に旧型…

(巻三十三)どこからも死角となれる浮巣かな(森田純一郎)

(巻三十三)どこからも死角となれる浮巣かな(森田純一郎) 6月20日月曜日 先週の金曜日に買った洗濯機と扇風機が今日午前中に配達される。8時前に配送屋さんから確認の電話が入り、9時から11時の間に伺うとのこと。お店では9時半から11時半との話だ…

(巻三十三)働けるうちは働き柿の花(石渡旬)

(巻三十三)働けるうちは働き柿の花(石渡旬) 6月19日日曜日 俳壇を持ってきて、その中の、 「人生が二度あれば」なんてしゃぼん玉(金田好生) がいいねという。そして、なぜ“しゃぼん玉”なのかと振ってきた。 「しゃぼん玉は夏の季語で、それはそれとして、…

Advice sought after:

Hydrangeas, a flower of rainy season, on my daily traipsing path. Advice sought after: I listen to and dictate BBC programs (podcasts) to deter and delay dementia. And oftentimes I come to words and phrases which I cannot catch. It would b…

(巻三十三)あの声で蜥蜴食らうか時鳥(宝井其角)

(巻三十三)あの声で蜥蜴食らうか時鳥(宝井其角) 6月18日土曜日 拭き掃除と洗濯が今朝の作務・修行で御座いました。 土曜日は家電量販店のとじ込み広告が入ってくる。細君は見比べて、少なくとも下手な買い物ではなかったと満足している。それが幸せの秘訣…

「どんな悩みも解決できるシンプルな“考え方”がある- 草薙龍瞬」反応しない練習 から

「どんな悩みも解決できるシンプルな“考え方”がある- 草薙龍瞬」反応しない練習 から生きていると、いろんなことがあります。「人生、ラクではないな」と実感することも、一度や二度ではないはずです。でも、そんな日頃の思いを上手に乗り越えていける「方法」…

(巻三十三)口はさむ余地をあたへず行々子(檜紀代)

(巻三十三)口はさむ余地をあたへず行々子(檜紀代) 6月17日金曜日 洗濯機と扇風機を買いに夫婦して区役所そばのコジマ・ビックカメラに行く。最寄りのバス停から区役所までは10分少々だから駅前より5分ほど遠いだけだ。 10時開店の10分前について入…

「チノパンと赤ワイン - 松尾スズキ」人生の謎について から

「チノパンと赤ワイン - 松尾スズキ」人生の謎について から飛行機は羽田空港の滑走路に着陸し、がたたたた、と細かく震えながら到着口を目指してのろのろと前進している。そして私は、着陸してから完全に静止するまで、こんなに飛行機というものは地面を移…

(巻三十三)用心に用心の蠅冬に入る(小林緑)

(巻三十三)用心に用心の蠅冬に入る(小林緑) 6月16日木曜日 細君は郵便局経由で生協へ出かけて、郵便局ではかもメールを買ったそうだ。郵便局でレトルト・カレーを勧められたが、断り、それを生協で買って帰ってきた。洗濯機といいレトルト・カレーといい…

(巻三十三)淡雪や休めば死んだかと言われ(後藤渓石)

(巻三十三)淡雪や休めば死んだかと言われ(後藤渓石) 6月15日水曜日 10年使った洗濯機を買い換えることにしたそうで、洗濯機置場の寸法を測った。眼鏡屋の帰りに電気屋に寄り、エアコン同様、洗濯機も型によっては品不足だと云われてその気になってしま…

(巻三十三)南風南から来たシャツを着る(園田三四郎)

(巻三十三)南風南から来たシャツを着る(園田三四郎) 6月14日火曜日 扇風機を3台出して掃除と試運転を致した。洗濯を致した。拭き掃除を致した。 私の部屋にエアコンはない。エアコンをかけて寝ると冷えて怠くなる。マニラにいたときも夜はエアコンを使わ…

(巻三十三)過去よりも短かき未来春の雲(西田静子)

(巻三十三)過去よりも短かき未来春の雲(西田静子) 6月13日月曜日 今日は太宰治の桜桃忌だそうだ。 https://nprtheeconomistworld.hatenablog.com/entry/2021/11/06/120315 がお人柄だったのだろう。 細君は眼鏡屋さん他に出かけて午前は独居。 午後2時前…

(巻三十三)ため息が曲がってばかり五月闇(峠谷清広)

(巻三十三)ため息が曲がってばかり五月闇(峠谷清広) 6月12日日曜日 作務・修行は洗濯だけ。 昨日、今日と比較的快眠できたのだが、顔本に出ていた「クリナ」という味の素の睡眠サプリの広告に眼が留まり、つい詳細情報を開いてしまった。すると顔本が「小…

Advice sought after:

Three dogs are waiting for their masters coming out from Kameari 2 Chome Co-op shop. They are uneasily looking up overcast sky of rainy season. Dog days are in one month's time. Advice sought after: I listen to and dictate BBC programs (po…

(巻三十三)短夜や旅の枕の頼りなく(横田青天子)

(巻三十三)短夜や旅の枕の頼りなく(横田青天子) 6月11日土曜日 作務・修行の少ない今日の朝であった。難行苦行でも何でもないが、ベランダの手すりについていた雀のフンを濡れティッシュで拭き取ったことくらいか。雀が訪れてくれているのだ。 一家なす雀…

「深川土産 - 三浦哲郎」日本の名随筆別巻48夫婦から

「深川土産 - 三浦哲郎」日本の名随筆別巻48夫婦から茶箪笥の棚をガラス越しに覗いてみると、津軽塗の菓子鉢に、深川から買ってきた茶菓子がいくつか残っている。きんつばと、まんじゅうと、素甘がそれぞれ二つずつ。五人家族が、どの菓子も一つずつ味わえ…

(巻三十三)見ぬことにすれば済むこと鰯雲(柘植裕子)

(巻三十三)見ぬことにすれば済むこと鰯雲(柘植裕子) 6月10日金曜日 午前の作務・修行は水遣り、薬撒き、麦茶沸かし、蒲団片付け、結露点検、掃除機がけ、お湯沸かし、茹で玉子、オープントースト、洗濯物干し、をした。以前に比べれば嫌々ながらではなく…

「小説におけるトポロジー(抜書) - 島田雅彦」小説作法ABC から

「小説におけるトポロジー(抜書) - 島田雅彦」小説作法ABC から(A)ヨソモノの視点で場所を見ること先の章で、描写する力を身につけるところで、つぎにその描写力をふんだんに発揮すべき項目について考えておきましょう。それは、物語の出来事が出来する場所…

(巻三十三)束縛か絆か風船紐ついて(七田文子)

(巻三十三)束縛か絆か風船紐ついて(七田文子) 6月9日木曜日 細君が美容院に行くので私の朝の活動も影響を受けて前倒しになった。家事手伝いも“反応しないための”作務・修行となれば苦にならない。 細君は「詐欺師の方が頭がいいんだから、絶対にドアを開け…

(巻三十三)東京のホームは長し新社員(田中とし江)

(巻三十三)東京のホームは長し新社員(田中とし江) 6月8日水曜日 朝お越しにきて台所の蛍光灯の調子が悪いと云う。今日も作務だ修行だ。横3連の蛍光管のうちのまん中の1本が息絶え絶えである。昨年の秋に3本一緒に取り換えて、ついでに点灯管も3個換え…