(巻四十)読むことに尽きる生涯春の雨(岡田泰)

4月26日金曜日 (巻四十)読むことに尽きる生涯春の雨(岡田泰) 晴れ。朝家事は特になし。生協へ行く。帰りに保育園のお散歩に会う。ガキどもより保育士のおねえさんたちが可愛い! 昼飯喰って、一息入れて、歯科へ参る。 AVばかり観ているので街を歩いている…

(巻四十)無駄な日をむしろ愛して蜆汁(大牧広)

4月25日木曜日 (巻四十)無駄な日をむしろ愛して蜆汁(大牧広) 曇り。電気屋に電話機を買いに行く予定だったが、細君が腹をこわし取り止めとなる。そう云えば最初のデートの帰りから腹をこわしていた。 朝家事は特になし。夜濯ぎの洗濯物を干し、毛布を干す。 …

自画自虐

「三年周期 - 団鬼六」快楽なくして何が人生 から

「三年周期 - 団鬼六」快楽なくして何が人生 から 港町の酒場教頭は、五十四、五歳ぐらい、酒好きでなかなか話のわかる好人物でした。ある夜、この酒好きの教頭に連れられて、私は港町の酒場へ入ったことがあります。教頭に連れて行かれた店は、酒場街の中で…

(巻四十)連休の旅寝の枕明易し(桑原たかよし)

4月24日水曜日 (巻四十)連休の旅寝の枕明易し(桑原たかよし) 雨。 二階より手を出してみる春の雨(溝渕弘志) 程度の春の雨。 朝家事は掃き掃除だけ。細君の長電話の間、座椅子でごろ寝。 昨晩のシチューの残りほかで昼飯喰って、一息入れて、またごろ寝。 鶏…

(巻四十)これからが丸儲けぞよ娑婆遊び(小林一茶)

4月23日火曜日 (巻四十)これからが丸儲けぞよ娑婆遊び(小林一茶) 曇り。朝家事は特になし。夜すすぎを外に干す。生協へお米ほかを買いに行き、駄菓子を千円ほど買う。今日の午後から明日いっぱいは雨らしいので、備蓄。 昼飯喰って、一息入れて、散歩には出…

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「死に時のすすめ ー 久坂部羊」日本人の死に時 から

「死に時のすすめ ー 久坂部羊」日本人の死に時 から 何ごとにも、ころ合いというものがあります。食べ時、買い時、勝負時、踏ん張り時、潮時、やめ時。死ぬのにも、死に時というものがある55思います。これまで医学は、命を長らえさせることを目的としてきま…

(巻四十)漫談の吾れをうとみぬ冴え返る(徳川夢声)

4月22日月曜日 (巻四十)漫談の吾れをうとみぬ冴え返る(徳川夢声) 雨。朝家事はなし。 穀雨かな世の一隅に安らぎて(松本文子) 昼飯を喰って、抜歯で服用するよう頂いた抗生物質を飲み切る。一息入れて、座椅子でごろ寝。雨は落ちていなかったが散歩には行かず…

(巻四十)花曇かるく一ぜん食べにけり(久保田万太郎)

4月21日日曜日 (巻四十)花曇かるく一ぜん食べにけり(久保田万太郎) 晴れ。朝家事は掃除機がけ。夜すすぎの洗濯物を外に干す。生協へ買い物に行く。昼飯は残りの鶏蓮根と納豆。 昼飯喰って、一息入れて、散歩。図書館で3冊借りた。稲荷のコンちゃんが近づいて…

(巻四十)水仙や海の機嫌は波に出て(鷹羽狩行)

4月20日土曜日 (巻四十)水仙や海の機嫌は波に出て(鷹羽狩行) 晴れ。朝家事はなし。生協から戻った細君の下世話。その一、両膝の関節で苦労していた生協での友だち婆さんがチタン手術を終えて復帰。手術は大成功だったようで二足歩行でヒョコヒョコだった由。…

(巻四十)また誰か死んだ話に昼寝かな(中村伸郎)

4月19日金曜日 (巻四十)また誰か死んだ話に昼寝かな(中村伸郎) 晴れ。強風。廃水管の高圧洗浄があるので風呂場と洗濯機周辺の物を息子の居た部屋、現在は物置に移す。 業者さんが午後イチでお見えになることもあり得れるので早昼飯となり、一息も早めになっ…

(巻四十)迷惑をかけずに生きて冬日和(中村伸郎)

4月18日木曜日 (巻四十)迷惑をかけずに生きて冬日和(中村伸郎) 曇り。朝家事はなし。 朝食用品他を買いに生協へ。ツツジが開き始めた。顔本のお散歩写真グループに根津権現の絵が投稿されていたが、それを戴こう。 昼飯喰って、一息入れて、散歩。図書館へ参…

「(カビはすごい! - 浜田信夫)の解説 - 倉田真由美」カビはすごい! から

「(カビはすごい! - 浜田信夫)の解説 - 倉田真由美」カビはすごい! から カビと聞いてまず思い出すのは、ちょうど20年ほど前に住んでいた、朝も昼も夜のように暗いアパートである。収入が少なく家に閉じこもっている時間が長かった当時、優先したのは広さ…

(巻四十)返球の濡れてゐたりし鰯雲(今井聖)

4月17日水曜日 (巻四十)返球の濡れてゐたりし鰯雲(今井聖) 荒れ模様の予報だが、朝は穏やかに晴れ。昨晩、夜すすぎ。朝家事は掃き掃除。 午前中は机に座れたので、亀中玄関の鉢植えを描いた。 鉛筆画花綻べば色恋し(拙句) で、色を差した。 昼飯喰って、一息…

(巻四十)急ぎ来る五月雨傘の前かしぎ(高浜虚子)

4月16日火曜日 (巻四十)急ぎ来る五月雨傘の前かしぎ(高浜虚子) 晴れ。風やや強し。朝家事は特になし。明日から天気が崩れるとのことなので朝食用品を買いに生協へ。帰宅して卵など茹でてオープン・サンドの支度を手伝う。 トーストにのせるもろもろ春の暮(服…

(巻四十)耕人の折り返すとき山仰ぐ(久野茂樹)

4月15日月曜日 (巻四十)耕人の折り返すとき山仰ぐ(久野茂樹) 晴れ。朝家事は夜すすぎした洗濯物の外干しだけ。細君は眼科に行って帰ってきたが結果が思わしくなく落ち込んでいる。それでもこの歳まで来られたんだから、と自らを励ましている。 昼飯は鶏牛蒡…

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(巻四十)かくて又しばらくつづく冷奴(菅野仁)

4月14日日曜日 (巻四十)かくて又しばらくつづく冷奴(菅野仁) 晴れ。朝家事は掃き掃除と、布団干しに、マット干し。俳壇が届くも我が入選句なし。寺を描くがまとまらず。 昼飯喰って、一息を忘れて散歩。巷は花盛りである。久しぶりに農産高校正門の花壇を拝…

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「歯医者 - 戸井田道三」戸井田道三の本 1 こころ 原題:「身中の虫」

「歯医者 - 戸井田道三」戸井田道三の本 1 こころ 原題:「身中の虫」 このところ、一週間に一度ずつ、横浜までこんだ電車で歯科医にかよっている。私は元来、歯の質はいいほうだった。ところが肺結核でしばしば喀血したたびに絶対安静をつづけねばならず、…

(巻四十)よかったようなそうでなかったような春(宇多喜代子)

4月13日土曜日 (巻四十)よかったようなそうでなかったような春(宇多喜代子) 夜すすぎをしなさいとのことになり、昨晩は風呂上がりに洗濯をして、部屋干しをした。 その洗濯物を今朝ベランダに干した。 その他家事なし。 妻の言ふとほりにしたり菊根分(安田明…

(巻四十)こころもち向き合ふやうに雛飾る(仁平勝)

4月12日金曜日 (巻四十)こころもち向き合ふやうに雛飾る(仁平勝) 曇り晴れ。朝家事は台所換気扇のフィルター張り替え、掃除機がけ、ウエルシアへの買い物。 午後になるとクロちゃんの公園の藤棚は隣のマンションの陰になって暗くなるので、買い物のついでに…

自画自虐

Borrowed scenery. Thanks, Mr. Hattori.

(巻四十)高年の時間持ち寄る余花の下(出口善子)

4月11日木曜日 (巻四十)高年の時間持ち寄る余花の下(出口善子) 曇り晴れ。朝家事多し。先ず、自分の洗濯、それから細君の綿毛布洗濯補助、箪笥の衣類の風通し。 私にはどうでもよいことだが、朝刊が届いていなかったそうで、販売店に電話をしていた。新聞配…

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(巻四十)青カビのチーズの固き余寒かな(徳原伸吉)

4月10日水曜日 (巻四十)青カビのチーズの固き余寒かな(徳原伸吉) 顔本にほぼ毎朝投稿される、「おらが湊鐵道応援団」という動画を毎朝拝見し、主人公の猫「ミニさむ」を愛でている。今朝は私が「いいね」のトップを取った!食い物につられての関係でないところ…

(巻四十)人の死を願ひて怖し初詣(足立泰佑)

4月9日火曜日 (巻四十)人の死を願ひて怖し初詣(足立泰佑) 雨風強し。花嵐。朝家事はなし。細君の歯科予約があり、保護者として先導致す。痴呆ではないが強度の方向音痴のため道に迷うことがある。春の嵐のなかさ迷うのは劇中なら様にもなろうが、面倒なこと…

自画自虐

Borrwoed scenery, from Kitamura san's

(巻四十)年新た金庫に収む死後のこと(上村嘉延)

4月8日月曜日 (巻四十)年新た金庫に収む死後のこと(上村嘉延) 曇り。朝家事は掃き掃除だけ。アエラの大学合格特集第二弾を御所望とのことでアリオの紀伊国屋へ参る。第二弾には地方国立大が含まれるそうで、そこが御関心とのことだ。 私も買いたい書籍があり…