2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧

Academic Video List as of Nov.30 2023

Academic Video List as of Nov.30 2023 Prof. Felice Jacka: How food can improve your mood. https://www.youtube.com/watch?v=ebzv-rQZzPE Prof. Ted Dinan: Novel treatments for psychiatric disorders. https://www.youtube.com/watch?v=4AcJGBhnjt8 …

「交情蜜の如し - 藤蔭静枝」荷風追想 岩波文庫 から

「交情蜜の如し - 藤蔭静枝」荷風追想 岩波文庫 から 荷風さんが亡くなったという知らせを受けた時、私は本当にびっくりしました。一時は目の前がまっくらになったような気持で、身体中の力が抜け、受話器をもったまま思わずヘタヘタとその場に坐りこんでし…

(巻三十八)棒立ちの案山子や金も知恵もなく(三上程子)

11月29日水曜日 (巻三十八)棒立ちの案山子や金も知恵もなく(三上程子) 晴れ。寒気緩み血圧下がる(128ー78)。 昨晩はFM葛飾の鉄ちゃん番組を11時まで聴いた。そのためか目覚ましが鳴るまで寝込み寝床学習はせず。 朝家事は洗濯、外干し。その後生協へ買い物…

(巻三十八)取沙汰も無事で暮れけり葛の花(凡兆)

11月28日火曜日 (巻三十八)取沙汰も無事で暮れけり葛の花(凡兆) 晴れ。漢方誘眠剤をホットウイスキーで流し込んで寝床に入るので実に寝付きがよい。寝付きがよい分だけ目覚めも早く4時半には暗闇でパッチリである。精神安定・不安症解消薬でもある誘眠剤の…

「遺伝子はダメなあなたを愛してる(内生態6篇抜書) - 福岡伸一」遺伝子はダメなあなたを愛してる 朝日文庫 から

「遺伝子はダメなあなたを愛してる(内生態6篇抜書) - 福岡伸一」遺伝子はダメなあなたを愛してる 朝日文庫 から ○わが子はピーマンが苦手。大人になれば食べ物の好き嫌いはなくなりますか? 私の好きな作家の一人にカズオ・イシグロさんがいます。1954年長…

(巻三十八)ぶさたには無沙汰で返し水温む(中原道夫)

11月27日月曜日 (巻三十八)ぶさたには無沙汰で返し水温む(中原道夫) 晴れ。朝家事は洗濯、外干し。 昼飯喰って、一息入れて、2時から散歩。曳舟川沿いのローソンでロールケーキと珈琲をもとめ、川沿いのベンチで喫する(320円也)。亀有二丁目の通りを歩いて…

(巻三十八)頬杖に睡魔をあつめ十二月(雨宮抱星)

11月26日日曜日 (巻三十八)頬杖に睡魔をあつめ十二月(雨宮抱星) 曇り雨。朝家事は掃き掃除と空段ボールの整理。 老妻か俳壇を持ってきてくれて、 老妻の起床に安堵秋の朝(中上庄一郎) を書き留めた。 昼飯喰って、一息入れて、 今週の不作の中から、 英聴。 …

(巻三十八)臆病なこころがいよいよ臆病にしてゆく羊群れいて羊(阿部芳夫)

11月25日土曜日 (巻三十八)臆病なこころがいよいよ臆病にしてゆく羊群れいて羊(阿部芳夫) 晴れ。今日は亀有地区の“ロードレース”大会があるとかでスタート・ゴール地点になる亀中からアナウンスが流れてくる。道の角々にはコースにあたりますとの立看板も出…

「遺伝子はダメなあなたを愛してる(内物質6篇抜書) - 福岡伸一」遺伝子はダメなあなたを愛してる 朝日文庫 から

「遺伝子はダメなあなたを愛してる(内物質6篇抜書) - 福岡伸一」遺伝子はダメなあなたを愛してる 朝日文庫 から 〇初めて彼が部屋にきたのにゴキブリが出没。ゴキブリなんて絶滅してほしいと思うのは間違いですか? こんにちは。福岡伸一と申します。私は生…

(巻三十八)露の世や四十分で人焼ける(縣展子)

11月24日金曜日 (巻三十八)露の世や四十分で人焼ける(縣展子) 晴れ。十年来専らBBCのPodcastをdownloadして聴いてきたソニーのICレコーダーがプッツンと壊れた。予備がまだ2台あるが、ある意味これだけが暇潰しでもあり、早いところ補充いたそう。 英聴を続…

(巻三十八)「冷たい」と言われぬためにするようで母の墓参も父の見舞も(高橋みどり)

11月23日木曜日 (巻三十八)「冷たい」と言われぬためにするようで母の墓参も父の見舞も(高橋みどり) 曇り。 あと五分すれば半額一葉忌(あらゐひとし) 「雨の夜-樋口一葉」 https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32464114/ と、あたかも一葉の愛読者のふりをして…

(巻三十八)句を作るひとり遊びの秋の暮(岡本眸)

11月22日水曜日 (巻三十八)句を作るひとり遊びの秋の暮(岡本眸) 晴れ。いいふうふうの日とかで、朝一でいい子にしていろと注文がついた。 朝家事は掃き掃除と綿毛布の洗濯手伝い。やや厚い毛布だが好天で一日で乾きそうで何よりである。 昼飯は昨日細君が買…

「勘定所首脳と改革政治(内5節抜書) - 水谷三公[みつひろ]」江戸の役人事情-『よしの冊子』の世界 ちくま新書 から

「勘定所首脳と改革政治(内5節抜書) - 水谷三公[みつひろ]」江戸の役人事情-『よしの冊子』の世界 ちくま新書 から 勘定所という役所 寛政元年正月、定信政府が目付および勘定奉行宛に一通の通達を出した。それによれば、「御目付と申候者、御政事之にて…

(巻三十八)置場なきものたまりゆく秋時雨(吉田哲二)

11月21日火曜日 (巻三十八)置場なきものたまりゆく秋時雨(吉田哲二) 晴れて穏やか。嫌だ面倒だと言いながら記帳に出かけた細君が無事帰宅。 そう言うわけで、昼飯はパック赤飯とカップ麺となった。麺は日清の天ぷらうどんにした。いつもはマルちゃんの赤いキ…

(巻三十八)交番のランプの赤き夜寒かな(飯干ゆかり)

11月20日月曜日 (巻三十八)交番のランプの赤き夜寒かな(飯干ゆかり) 晴れ。朝家事は窓拭き。窓拭きの終った10時ころから風が強り、昼には風の音が聞こえるまでになる。 昼飯喰って、一息入れて、2時から散歩に出かけた。図書館前で猫三匹が日向ボコ。なつ…

(巻三十八)風花を美しと見て憂しと見て(星野立子)

11月19日日曜日 (巻三十八)風花を美しと見て憂しと見て(星野立子) 快晴。朝家事は洗濯・外干しと布団干し。洗濯日和、布団干し日和だ。 俳壇が届き、 この星の秋のベンチにをる不思議(斎藤達也) を書き留めた。 昼飯喰って、一息入れて、居眠りなんぞ致す。 …

(巻三十八)採算の採れざるままに崩れ簗(茨木和生)

11月18日土曜日 (巻三十八)採算の採れざるままに崩れ簗(茨木和生) 快晴。朝家事は掃除機がけ。蜘蛛が居たとかで彼奴がけたたましい。ゴキブリは潰しても心に波風は立たないが、蜘蛛はそうはいかない。ティッシュで軽く包んで玄関からお引き取り願った。 蜘蛛…

「丈夫な女房はありがたい - 武田泰淳」中公文庫 目まいのする散歩 から

「丈夫な女房はありがたい - 武田泰淳」中公文庫 目まいのする散歩 から女性というものは「君は丈夫だよ」とほめられると喜ばない。むしろ、ふきげんになる。どうも、そうらしい。男性にとっては、自分と生活を共にする女性が丈夫であってくれれば、楽しいく…

(巻三十八)句帳だけあれば枯野にある居場所(伊藤昌子)

11月17日金曜日 (巻三十八)句帳だけあれば枯野にある居場所(伊藤昌子) いつものように6時半に起床。カーテンを開けて灯を消したら暗すぎた。再びカーテンを閉めて点灯。外は雨のようだ。 朝家事は洗濯・部屋干しと掃き掃除。 10時に麦茶で今日が賞味期限…

「行政法-退職手当支給制限処分(全部不支給)の適法性 - 関西学院大学教授中原茂樹」法学教室2023年10月号

「行政法-退職手当支給制限処分(全部不支給)の適法性 - 関西学院大学教授中原茂樹」法学教室2023年10月号最高裁令和5年6月27日第三小法廷判決■論点飲酒運転により懲戒免職処分を受けた教員に対し退職手当を全部不支給とする退職手当支給制限処分の適法性。…

(巻三十八)大年や黄泉を思えば行きたくなる(池田澄子)

11月16日木曜日 (巻三十八)大年や黄泉を思えば行きたくなる(池田澄子) 快晴・無風。方向音痴の細君が白鳥生協へと出かけた。生協の2階にある歯科で定期検査を受けているがそれが近づいてきたので迷わず行くための練習でもある。10時半ころ「疲れた」と…

「一匙の葡萄酒 - 夏目伸六」文士の食卓 中公文庫 から

「一匙の葡萄酒 - 夏目伸六」文士の食卓 中公文庫 からかつて、森田草平さんが、父と一緒に入浴し、のんびりと湯ぶねの中につかりながら、「若[も]し先生が死んで、閻魔様から、もう一度此[こ]の世に帰してやると云われたら、どうします」と聞いた事があ…

(巻三十八)杭の先で獲物を狙うカワセミを池のまわりのカメラが狙う(石田信二)

11月15日水曜日 (巻三十八)杭の先で獲物を狙うカワセミを池のまわりのカメラが狙う(石田信二) 曇り。朝家事は洗濯で部屋干し。お米ほかを買いに生協へ行く。いつもの佐渡のコシヒカリ、無洗米2キロの新米を1030円で購う。新米なのぬいつもより100円安か…

(巻三十八)裏表顔の違うて案山子立つ(山岡冬岳)

11月14日火曜日 (巻三十八)裏表顔の違うて案山子立つ(山岡冬岳) 快晴・無風。細君はクリニックへ検査結果を訊きに出かけた。ありがたい独りの朝である。ありがたいが閑居してやることはいつも通りの不善で過ごす。 クリニックからsweaterを買いにアリオ…

「父の郷里にて ー 里見弴」朝夕 感想・随筆集 講談社文芸文庫 から

父の郷里にて ー 里見弴」朝夕 感想・随筆集 講談社文芸文庫 から 私の父は、天保十三年、薩南、川内、平佐の城主、北郷氏に仕える貧しい下士、有島家の嫡子として生れ、幼名、武助、のち武[たけし]と称した。母は、安政二年生、南部藩士なる山内家の女[じ…

(巻三十八)ひとはひとと人の言ひだす寒さかな(野上卓)

11月13日月曜日 (巻三十八)ひとはひとと人の言ひだす寒さかな(野上卓) 晴れ。朝家事は洗濯、窓拭き。風呂とウオシュレットの湯温の上げ設定。その後、生協。生協は平穏で、鏡餅を一撮いたした。 昼飯喰って、一息入れて、2時半過ぎから猫巡礼。コンちゃ…

(巻三十八)朝寒や今日より若い日はあらず(内藤悦子)

11月12日日曜日 (巻三十八)朝寒や今日より若い日はあらず(内藤悦子) 曇り。朝家事は拭き掃除とタンスなどの天板拭き。なかなか奥まで手が届かず。それに椅子の昇り降りで大腿筋の衰えを感じた。 衰へてなほ鉦叩く鉦叩(朝広三猫子) ほかに、寝酒をショッ…

「偶然 ー 里見弴」朝夕 感想・随筆集 講談社文芸文庫 から

「偶然 ー 里見弴」朝夕 感想・随筆集 講談社文芸文庫 から仏者いうところの「生者必滅」「老少不常」の理[ことわり]で、人間に限らず、あらゆる生物は、いつどこでどうして命を落とすか、とにかくおそかれ早かれこの世から姿を消して行くことに間違はない。…

(巻三十八)あれに効くこれに効くとふブロッコリ(大関貴子)

11月11日土曜日 (巻三十八)あれに効くこれに効くとふブロッコリ(大関貴子) 強風に目覚めた。曇り。朝家事はなし。先行して生協にでかけた細君が戻って、世間で一般的に評判の良くない前期者の爺さんの一騒ぎを語る。生協は今月初めからセルフレジにした…

「プラ容器でレンチン やめた方がいいかも」ロハス・メディカル 2023年秋号 から

「プラ容器でレンチン やめた方がいいかも」ロハス・メディカル 2023年秋号 から コンビニやスーパーで購入した弁当や総菜をプラスチック容器ごと電子レンジで温めるのは、やめておいた方が無難です。大量の異物を摂取することになってしまいます。 7月発行…