2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

本日の句歌

句歌控帳「立読抜盗句歌集」 国々に案山子もかはる姿かな(河合曽良) でも、案山子はどの国にもいるのでしょう! 先週の歌壇俳壇金賞作品 「あとで言う」の後がないのよあなたには告知せぬまま日は飛んで行く(高橋のり子) 鈍るとて人に馴らさず狩の犬(高田?…

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句歌控帳「立読抜盗句歌集」 水の上を秋風過ぎて波もなし(能村登四郎) 友人の水尾氏から句が送られてきました。 雨上がり陽りまぶしい濡れ落ち葉 新柏駅周辺には桜並木があり、桜の落ち葉が歩道にも貼り付いています。 一度食べて、二度美味しいというコピー…

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句歌控帳「立読抜盗句歌集」 昼寝より覚めて世間といふところ(岡部玄治) 今週はよく歩きました。 携帯の万歩計は一昨日と昨日で三万歩を刻んでおります。 少々つかれました。 釣堀の 四隅の水の つかれたる (波多野爽波) もありますが、やはり芭蕉ですね。 …

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句歌控帳「立読抜盗句歌集」 夕立に忘れられたる玩具かな(高田正子) 今朝の山手線の車両は、キャノンの独占広告車両でした。 猫さまたちの動画が流され、ビラも全部猫写真です。 結局のところ、プリンターの宣伝ですが、猫好きには、こたえられない、至福の…

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句歌控帳「立読抜盗句歌集」 夕立にひとり外みる女かな(きかく) いい女と決めて読んでます! 立ち飲みに女がひとり暮の秋(相坂康) となると、あまりいい女を想像できません。 五七五の威力は凄いとおもいませんか! 柚一木 山椒一木 尼一人 (高野素十) とな…

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句歌控帳「立読抜盗句歌集」 花火の間 うなじ見られている気配(山口秋野) 女性の御体の一部を読み込んだ句や歌は結構書き留めてありました。 手花火に 妹がかひなの 照らさるる (山口誓子) 美しき 鎖骨の窪み花明り (山崎十生) うつくしきあぎととあへり能登…

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句歌控帳「立読抜盗句歌集」 台風の道なき道を来たりけり(松尾安乃) 家庭科の調理実習の予習のために鰯の鮮魚が必要になりました。 朝一番で、スーパーに行きましたが、連休の三日目で、鰯は三日は置かないとのことでした。 私は、中高生ではありませんが、…

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句歌控帳「立読抜盗句歌集」 山に金太郎 野に金次郎 予は昼寝(三橋敏雄) この句も、角川俳句ーこれは名句か?ーの材料に取り上げられていた句でした。 私は、なんとなくこの句を書き留めましたが、わかっていません。 月曜日の歌壇俳壇を昼飯を食べながら合…

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句歌控帳「立読抜盗句歌集」 まだものの かたちに雪の 積もりをり(片山由美子) 今年の冬は雪が多かった。 雪だるま つくれぬほどに 降りにけり (松本 英夫) 程度の雪でこの冬は勘弁して頂きたいものです。 今日は「いい夫婦の日」とのことです。 感謝せず 感…

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句歌控帳「立読抜盗句歌集」 死ぬときは 箸置くやうに 草の花(小川軽舟) 角川俳句ー「これは名句か?」ーで、きれいごと過ぎると、一部の方には評判のよくなかった句です。 今週月曜日のNHKラジオ、「ラジオアーカイブス」では、作家渡辺淳一のインタビュ…

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句歌控帳「立読抜盗句歌集」 ほたる待つ 闇に額をおしつけて(奥名春江) ある程度意識して生活習慣を改めると、体質というか嗜好は変わるようです。 ほんの2ヶ月前まで、飲んだあとは自宅最寄り駅の飲み屋で仕上げをしていました。 断酒を始めてからは、仕上…

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句歌控帳「立読抜盗句歌集」 橋の名を 次々問ふや 船遊び(千原道子) 隅田川でしょうか?下る順で、新大橋の次が清洲橋でしたかねぇ? 芭蕉庵から見えるのが永代橋でしたよね? 昏[く]れ方の 電車より見き 橋脚に うちあたり 海へ帰りゆく水 (田谷 鋭) 忘年会…

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句歌控帳「立読抜盗句歌集」 子鰯も鯵(あじ)も一ト塩(ひとしお)時雨かな(山口瞳) 新柏の梅小路の入り口の豚カツ屋「やなせ」の裏の物干し場に柿が吊るしてあった。 居心地の悪き生家や吊し柿(あらいひとし) 物語性のある句ですねぇ! 女性なら、出戻りを連想…

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句歌控帳「立読抜盗句歌集」 空蝉(うつせみ)に言ふことはなし朝日さす(田中靖三) 句の意味を理解していませんが、空蝉と書いてうつせみと読むということを知ったので書き留めました。 中公新書「百人一句(高橋睦郎著)」を今朝車中で読んでいて、森川許六の項…

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句歌控帳「立読抜盗句歌集」 洗濯を三度する日や心太(鈴木ゆみ) 身の引き締まる朝の冷え込みでしたが、巡り合わせで夏の句になりました。 義母の見舞いで老いの苑を細君と伴に訪問いたしました。 エコノミスト誌は書評欄で、 End-of-life care, October 4th …

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句歌控帳「立読抜盗句歌集」 遠雷にまず気付きたる猫の耳(濱松智弘) 猫の耳は可愛。 猫の鼻も可愛。 鳴き声なんか最高に可愛。 布団干しにうってつけの天気でした。 新しく買い揃えた布団は、布団干しの必要がないとのことでしたが、やはり、干すと気持ちが…

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句歌控帳「立読抜盗句歌集」 かの人のその後のことを走り蕎麦(宇多喜代子) 昨晩はのりおさんの演奏会を楽しみました。芸術は生き物ですから、好調不調の波はあるようです。 元彼や元彼女がどうしているか、気になる人もいるでしょうが、振られた人のその後は…

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句歌控帳「立読抜盗句歌集」 ひとりづつ人をわするる花野かな(井上弘美) 名前が出てこないことは多々あります。 思い出すために、山手線の駅名で一回りし、橋本さん(新橋で)や大久保さんを思い出したことがあります。 山手線でだめなときは、中央線、そして…

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句歌控帳「立読抜盗句歌集」 露のせていて芋の葉の濡れていず(白濱一羊) 裏庭のツワブキの葉に水玉がしっかりととどまっている美しさに感動したのですが、句にできませんでした。 芋の露連山影を正うす(飯田蛇笏) も、そのあたりを詠んだのでしょうか?有名…

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句歌控帳「立読抜盗句歌集」 水餠のやうな齢となりにけり(今村征一) 小生、水餠ほどではありませんが、カビは生えております。 陽だまりやいても目立たぬ老いの苑 の句の程度に老いております。 いろいろな方々が、老いを句にされていますが、暗すぎも嫌です…

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句歌控帳「立読抜盗句歌集」 霜柱俳句は切字響きけり(石田波郷) JR有楽町駅銀座口そばにおいでなる大黒様に手を合わせる方がけっこういらっしゃいます。 今朝も二人待ちして、お願いをいたしました。 お賽銭は、十円玉プラス財布に残っている五円玉一円玉…

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句歌控帳「立読抜盗句歌集」 崩れないやうに崩してかき氷(伊東法子) 控帳はハードカバーで日記帳の装丁ですが日付の入っていない192ページの雑記帳です。 十年ほど前から、いざ特養に備えて俳句、短歌を書留ているものです。 最近は俳句に片寄っています…

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句歌控帳「立読抜盗句歌集」 渡し場に道は尽きたり夏の雲(仲寒蝉) 寒蝉さんが詠んだ渡し場はどこの渡し場なのでしょうか? 渡し場というと、生まれ育った葛飾柴又のというか、正しくは千葉県松戸市の矢切の渡しを思い出します。 映画フーテンの寅さんシリー…

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句歌控帳「立読抜盗句歌集」 大阪の夏を煽いできりもなし(仲寒蝉) プラチナ社の千円の万年筆を買いました。パイロット社のVペンを愛用しておりましたが、不経済なのでカートリッジ式にしました。 字も書きたいし、ペン画も描きたいな。さっさっと木でも、草…

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句歌控帳「立読抜盗句歌集」 後の月 入りて顔よし 星の空(上島鬼貫) 後の月が二回ある珍しい年だと、天文ファンの細君が申しておりました。 寒さを感じた以外は、特に何もなかった一日でした。 断酒1日目達成 断酒に集中いたします。

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句歌控帳「立読抜盗句歌集」 七人の敵の一人と黒麦酒 (渡辺嘉幸) テレビのニュースでちらっと見たのですが、次男のところの次女は国民的アイドルになれる雰囲気を持ってますね! 百合咲きて いまだ花粉を こぼさざる (細見綾子) 酒飲んで敵を七人つくりけり(…

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句歌控帳「立読抜盗句歌集」 睡蓮や 水をあまさず 咲きわたり(深見けん二) 友人の水尾氏から句が届きました。 海風にカモメと伴に落葉舞う 木枯らしや落ち葉と遊ぶ朝散歩 今月はもう一回連休があるぞ! ゴルフに一回くらいは行きたいなぁ。W5も当たりはじ…

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句歌控帳「立読抜盗句歌集」 吹き冷ますスープに小じわ梅雨つづく(布川直幸) さくらの紅葉が見事。花見、葉桜、紅葉と一本で三回楽しめますね? 夕方の東の雲、下が灰色上が桃色、これも美しかった。 新聞の歌壇で厳しい歌があり、書き留めました。 美しき思…

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句歌控帳「立読抜盗句歌集」 茶の会に客の揃わぬ時雨哉(夏目漱石) 裏庭の雑草の伸びが遅くなった。千両が実を付けた。 W5はやっとあたるようになってきた。 千両や北半球の色づけり(不遜夫) 肉団子と野菜のスープにさくらだいの煮付けが夕食のようであるが…

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句歌控帳「立読抜盗句歌集」 濃き墨のかわきやすさよ青嵐(橋本多佳子) 雨で今日の鳥籠行きは延期です。お昼頃ですが、しっかりした雨足です。 脚腰のしっかりしたる時雨かな(不遜夫) ドライブィングレインジもやめ、布団を敷いて昼寝となり、細君の見事なま…