2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧

本日の句歌

句歌控帳「立読抜盗句歌集」 月見草のつぼみのさきに花粉かな (高野素十) 今月の「角川俳句」では名句の評論、「これは名句なのか?」を特集している。 その遡上に乗った20句のうち、小川軽舟の「死ぬときは箸置くやうに草の花」に対する今井聖の評論の締…

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句歌控帳「立読抜盗句歌集」 鰯雲 空にある日の 安堵かな (岡川義輝) 月に一度の医者通い。尿酸値が高いので薬で抑えております。 血圧は138の94で先月より10くらい上がった。空いていて、直ぐに呼び込まれたせいでしょう。 投薬し 安堵して飲む 黒麦…

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句歌控帳「立読抜盗句歌集」 おおまかな 剪定にして 狂ひなし (高橋将夫)

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句歌控帳「立読抜盗句歌集」 春ひとり 槍投げて槍に 歩み寄る (能村登四郎)

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句歌控帳「立読抜盗句歌集」 草臥(くたびれ)て 宿かる比(ころ)や 藤の花 (芭蕉)

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句歌控帳「立読抜盗句歌集」 雪の上に 枯木影置く 初景色 (後藤夜半)

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句歌控帳「立読抜盗句歌集」 縁側といふ草餅の置きどころ (黛執)

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句歌控帳「立読抜盗句歌集」 初蝶の危ふき重さもて飛べり (藤木倶子) 譲られて 夏のつり革 揺れにけり 電車で席を譲られ、動揺しました。

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句歌控帳「立読抜盗句歌集」 初蝶の危ふき重さもて飛べり (藤木倶子)

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句歌控帳「立読抜盗句歌集」 風呂に入り 肩まで冬を 沈めけり (岡崎正宏)

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句歌控帳「立読抜盗句歌集」 善もせず 悪も作らず 死する身は 地蔵笑はず 閻魔叱らず (式亭三馬) 結果的にプラスマイナス無しの人生というのは満点だと思いますが、振幅が大きい方が面白い人生なのかもしれません? 振幅は狭い人生なのかも!

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句歌控帳「立読抜盗句歌集」 生くること やうやく楽し 老いの春 (冨安風生) 涼風や 降りる駅まで 肩貸さん 電車が空いて結構なことです。

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句歌控帳「立読抜盗句歌集」 鷹のつら きびしく老いて 哀れなり (村上鬼城)

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句歌控帳「立読抜盗句歌集」 恋猫の 皿舐めて すぐ鳴きにゆく (加藤しゅうとん) 蝉の亡骸が散見される季節に移りました。 啼き尽きて 喰い尽くされて 蝉の羽

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句歌控帳「立読抜盗句歌集」 願わくは 花の下(もと)にて 春死なむ その如月の 望月の頃 (西行) 床屋に参りました。客が少なかったのか、二千円の床屋ですが丁寧にやってくれました。 口燃やす 赤唐辛子 暑を払う。

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句歌控帳「立読抜盗句歌集」 大海の 磯もとどろに 寄する波 われてくだけて 裂けて散るかも (実朝) 昼食を新橋烏森の天下一でいたしました。激辛の赤担担で汗を搾り出しました。美味いよ! 暑を忘る 真っ赤なスープや 赤担担

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句歌控帳「立読抜盗句歌集」 若あゆの 二手になって のぼりけり (子規)

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句歌控帳「立読抜盗句歌集」 名月を とってくれろと 泣く子かな (一茶) 涼風が出てきました。助かります。 部屋は扇風機だけですから、熱帯夜はつらい! 雲も涼しげな薄く長い雲ですよ。

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句歌控帳「立読抜盗句歌集」 老いてゆくものの 作法を心得て ひっそりと 微(かす)かにありし 老鶏 (齋藤 史) そのような、境遇でございますが、雌鳥はときを告げております。

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句歌控帳「立読抜盗句歌集」 花の陰 赤の他人は なかりけり (一茶) 本日はお台場付近を徘徊いたしました。テレビ局周辺がレジャーランド。 あまり芸のない仕掛けで金を使わせようという魂胆でしょうか?