(巻二十四)梅雨暑し女子プロレスの阿鼻叫喚(吉屋信子)

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11月28日木曜日

事務所から自分の図書・資料を引き上げるために大きな鞄を持って家を出た。幸い車内の混雑は軽度で特に迷惑がかけるということはありませんでした。

事務所に到着し、雇用契約を終了する旨を通知するメールをボスと庶務担当者に送る。これでおしまい。奇しくも本日は税関記念日でした!

後はお片付けですが、いざ図書・資料を鞄に入れてみますと結構重い。横着を決め込み宅配にいたした。

歳時記は秋を入れたり旅かばん(川崎展宏)

PC, iPhone
and
IDを返却して、庶務担当から渡された誓約書類に書名してお片付けもおしまい。

運命と片付けられてちやんちやんこ(杉山文子)

出先から戻ったマイキーと日本的な会話をして、(日本的な会話とは、「私の我慢が足りず、我が儘を言って申し訳ありません。」と「もっと早く問題を認識し対策をとっていなかったことも申し訳なく云々」つまり日本的な会話です。)、テシィーが労ってくれて、ボスのボビィーとは握手だけして去りました。

帰宅すると、細君がゴタゴタせずに済んだかと訊くので淡々と終わったと話した。
遅かれ早かれのことでしたから、これで由です。
一点申せば退職手続きの手際が実に見事であります。

兎に角心の平穏が欲しい。世の中から隔絶して生きているのか死んでいるのか分からないように一日も早くなりたいものであります。

清貧と安逸と無聊の生涯を喜び酔生夢死に満足せんと力むるものたり(永井荷風)