本日の句歌

句歌控帳「立読抜盗句歌集」

冬の水 一枝の影も 欺かず (中村草田男)

恩師が「河」を送ってくれました。
この雑誌があることをしりませんでしたが、
菜飯食ふ 青き日暮と なりにけり (角川春樹)
は、とても好きな句で書き留めておりました。
その9月号に
「葉桜となりてくつろぐ木を愛すもうどこだつて触つてもよし」(小島ゆかり)
に感心いたしました。
小島さまの略歴によれば、1956年うまれとのことです。