本日の句歌

句歌控帳「立読抜盗句歌集(巻七)」


ランナーの過ぎゆきたればそれぞれにいつもの孤独へもどりてゆけり(岩元秀人)


手賀沼の花火大会だ。音と光の時差が数秒ある。
構造物が一つ無くなったので、今年はよく見えるようになった。
春から、柏商工会議所の有志が柏駅頭で花火大会への募金活動をしていた。
些少(五百円を二回)ながら募金したので、雨など降らず、盛況のうちに無事終わっていただきたいと思いました。
やはり、何らかの形でかかわり合いを持つことは大切ですね。


間断の音なき空に星花火(夏目雅子)


慶応病院に入院中の夏目さんが、神宮外苑の花火を見て作った句と解説されていました。


俳壇歌壇:
いかにしてここに入りしかラムネ玉(森川清志)
初七日までも書き残した余命告知の兄を想いむ(及川泰子)
週一日ヨレヨレの身をドヤに置き何思ふなく聞く梅雨のあめ(宇堂健吉)


土曜日の夜に、小島さんが戻ってきた。