(巻十四)考える蟻あり少し列乱す(閑田梅月)

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2月9日木曜日

10時から1時まで外国からのお客さんと関税定率法第4条本文“当該輸入取引に関し買手により売手に対し又は売手のために、当該輸入貨物につき現実に支払われた又は支払われるべき価格”つまり「現実支払価格」に関わる意見交換をいたした。幸い相手が聞きやすい英語を話す人だったので助かった。

吾が英語通じて春の目玉焼(鈴木鷹夫)

みぞれが降る一日であったが、乾ききった体には恵みの雨であった。雪が降ったらと句を用意していたが、降らないくれた。

花に酌み月に酌みさて今日は雪(渡辺純枝)


明日は町内のゴミ当番の関係でお休みをいただいた。

息白く両手にゴミの家長かな(峠谷雅影)

向こう3日間いい子で過ごすのであるから今晩は呑もうと神田駅西口の“コーラク”に立ち寄った。
コーラクに入ると大将もかみさんも客をそっちのけで“チョビ”に餌やりである。“チョビ”と云うのは、表の暖簾くぐらないで、裏口から餌をねだりに来る野良猫である。
我輩も猫好きであるから愛嬌を振り撒いてみたが、筋金入りの野良猫には通じない。何とかして写真の一枚でも撮ろうとするが、ガラケーを向けるとご覧の通り(写真)の通りである。

野良猫は逃げ道決めて日向ぼこ(松本そうしゅう)

女将さんが写真を撮ってシェアーしてくれるとのことなので“チョビ”の美貌はいずれご紹介できるものと存ずる。