(巻十四)黙祷を解きて日傘の人となり(紙飛行機)

4月7日金曜日

長袖下着とタイツをやめた。金曜日ではあるが、昨晩“兵助”で呑んだので“コーラク”には寄らずに帰宅することにした。
同僚のMさんから付き合ってとの話はあったのですが、Mさんは結局9時くらいまで残業だったようで10時過ぎに最寄り駅で牛丼を食べているとのメールでした。

初夏や豚汁旨き牛丼屋(南十二国)

Britain's trains don't run on time. Blame captialism - by Owen Jones (英国鉄道の慢性的遅延)
というopinion記事を読んでいる。字数の関係で試訳は“資本主義”の部分が抜けているが、左派労組に近い筆者の意見記事であり、英国鉄道の民営化がもたらしている弊害を指摘し、保守・労働の両党ともに民営化を推進する本当の意図は労働組合潰しであると、論を展開している。

主義主張異ってよき花見かな(宇多喜代子)

日本の国鉄が民営化されて30年経ったが、利用者としては不満はない。女性車掌だけでなく、女性運転手も多々見かける。30年はやはり長い。

夕霧のプラットホームに敬礼す乗務車掌の旅の始まり(本末静義)

ラジオでは米国最高裁でプリンターインクカートリッジの特許裁判の審理が始まったというニュースをダウンロードして聴いた。空カートリッジのリユーズとpatent exhaution が争点だ。