(巻十六)憎まるる役をふられし小春かな(伊志井寛)

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11月9日木曜日

葛飾区では今度の日曜日に区長と区議会議員の選挙がございます。
投票日前の投票をいたしました。区議会選挙ですので党派には拘らずに“人物本位”で選ぶことにいたしましたが、“人物”が判りません。結局毎朝駅前で辻立ちしていた候補者に投じました。何しろ六月にこちらに越してきて以来、朝の出勤のときには毎朝ご挨拶を戴いておりましたので、その方にいたしました。

さし招く団扇の情にしたがひぬ(後藤夜半)

区議選でも各候補者の地盤があるようで、亀有駅前で「お願いいたします!」を連呼している候補者は数人で、40議席を争う60人はそれぞれの地盤の最寄り駅で声をからしているのでしょう。

今週は業平橋からスタートして池波正太郎の作品に出てくる源森橋、枕橋と歩き、墨堤を桜橋まで行って、今戸に渡り、山谷堀を吉原へ歩き、大門を過ぎてから竜泉の一葉記念館を訪れ、そのまま国際通りに出て三ノ輪と云うコースを考えていましたが天候その他のため叶わずでございました。写真は過日江戸東京博物館で一撮した花魁でございます。

君はいま駒形あたりほととぎす(二代目高尾)