(巻十八)悪の血はすでに騒いで寒鴉(鷹羽狩行)

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4月8日日曜日

家事、昼食後座椅子で昼寝をした。BBCの6分間英語をヘッドフォンから流せばたちどころに眠りに落ちる。

はるかまで旅していたり昼寝覚(森澄雄)

目覚めて図書館に俳句収集に出掛け、角川俳句4月号から

声に出し言葉寒しと思ひけり(片山由美子)
寒き顔映り宅急便
と言ふ(加藤かな文)
冬晴やスマホで潰す待ち時間(外城より子)
横槍を入れにマスクをはずしけり(東洸陽)
小春日の図書館にいて世に余る(井上みね子)
独りなら遊んでゆけと寒雀(東谷直司)

採取いたした。

図書館を出て、生協で買い物をして戻る途中の桜通りが異様であった。集会所の辺りに20人ほどが集まっていてそれぞれが無言でスマホを睨んでいる。ポケモンが出現したのであろうか?

出でるかと妖物をまつ夜長かな(高井几董)