(巻十九)木の葉髪すき(漢字)て生涯小商ひ(三宅久美子)

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6月23日土曜日

今日の句のようなおばあさんが切り盛りしているクリーニング屋さんにコートの仕上がりを受け取りに出掛けた。
途中にある飲み屋さんは草花がお好きなようで店先に鉢形並んでいる。そして朝顔の網に小さい一輪が咲いていた。今年の初物であります。

朝貌や惚れた女も二三日(漱石)

そう言えば、入谷の朝顔市はいつからかとネットで調べたら、7月6日金曜日から日曜日までと公式サイトが告げていた。今年も行ってみようか。

午後から雨が降りだして降り籠められて村上春樹氏の『デイブ・ヒルトンのシーズン』のコチコチを終わりました。
村上春樹氏のあとは
『無題 ー 立川談志』文春文庫 そばと私 から
を選びました。

本日の句の三宅久美子さんは朝日俳壇のご常連で、

黄落の果てて一樹に戻りけり(三宅久美子)

目刺焼き貧しからざる朝げかな(三宅久美子)

これからは楽が一番更衣(三宅久美子)

を書き留めております。最近お見かけしませんが、お元気ですか?