9月6日木曜日
今日は私の後任の方がお見えになった。
何しろ仕事はしていなかったので、仕事の引き継ぎ説明はできないのです。
顧問とふ盲腸のごとき役職にぶら下がりゐる夏の綿雲(森純一)
*姐さんも親分も番頭さん若大将もダルタニアン君もよく我慢して赦してくれました。感謝です。
仕方がないので会社組織の説明でお茶を濁しました。何れにせよ、お仕事を始めて見なければ体感できないのですから入社前の予備知識など大した役には立たないな。
一通り終えて、姐さんと三人で洒落たレストランでランチして今日のセッションを締めました。
原案では、午後の遅い時間に来ていただき、二人で飲む予定でだったのですが余りにも待ち時間が出来てしまうので又の機会にということになりました。
鮨を買ふ飲み会流れ秋の雲(潤)
後任者さんが懐かしい二十年以上も前の写真を土産代わりに持ってきてくれました。
写真をみて姐さんが“分かんない。これ?嘘!”とのたまったので、
“姐さん、二十年ってあっと云う間ですよ、ウヒヒヒ......”と脅しておきました。
しかしながら、私の場合は四十五歳過ぎたあたりから急に老け込み、還暦で古稀の先取りをしてしまったようなところがあるので標準値ではないことは確かです。
寿命と同じで個人差があり、まあ運命とも云えるのではないでしょうか?
運命と片付けられてちやんちやんこ(杉山文子)
今日のコチコチ読書は、
Remaking the building blocks - by Stanley Reed Sept 3, 2018 レゴ ブロック、環境に優しい材質へ改良
を半分ほど終えました。
環境への対応でプラスチックのブロックから分解性の材料への転換を図っていくとの導入部で始まり、中盤で電子玩具・ゲーム機との競争で苦戦を強いられていると続いています。
わが家もレゴにはお世話になっていて、息子が生まれた時に元の上司で大変お世話になった小沢さんから誕生祝いにレゴを戴きました。中身は散逸してしまいましたが、箱はいまだに息子の部屋で物入れとして存在しております。
夕立に忘れられたる玩具かな(高田正子)