(巻二十)やは肌のあつき血汐に触れも見でさびしからずや道を説く君(与謝野晶子)

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12月2日日曜日

一昨日の金曜日、昨日の土曜日と快晴温暖のお出掛け日和でしたが、今日は曇天の冬の空です。
昼飯用のサンドウィッチなどを買いに外へ出ましたが風はありません。気象予報士の平井さんが今年は木枯し一号は不成立だと言っていました。
団地の生垣の山茶花は御覧の通りに咲き始めました。
民家の柿の木は烏に気を使ってか柿を一つ残してありました。葉を落とした柿一木は背景が無ければ絵でございますなあ。

柿一つ枝に残りて烏哉(夏目漱石)

さて、パン屋さんですが、これまた御覧の通りの臨時休業でございます。やむなく三百メートルほど先にあるコンビニまで行きコンビニのサンドウィッチなどを仕入れて帰宅いたしました。三人分のパンを買って家に戻ったのですがレシートを紛失してしまい、決済不能となり、叩かれ値切られ1400円でやっと折り合いましたが二百円近くの損失金となりました。

あとは一日中、世界と繋がっている部屋の中で過ごしました。

朝日俳壇から、

露の世や四十分で人焼ける(縣展子)

朝日歌壇から、

「冷たい」と言われぬためにするようで母の墓参も父の見舞も(高橋みどり)

を書き留めました

今日のコチコチ読書は、

「もしあのとき - 宇野千代ちくま文庫 わかっちゃいるけどギャンブル から

を読み終わり、

「荒川を渡って路地の町へ - 四ツ木、堀切(葛飾区) - 川本三郎ちくま文庫 私の東京町歩き から

を読み始めた。