(巻二十三)冬薔薇や賞与劣りし一詩人(草間時彦)

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10月24日木曜日

地球

One paragraph essay clubにお一人参加してくれました。これで7名になりました。

パソコン

紐解かれ枯野の犬になりたくなし(栄猿丸)

より

働いてこの夕焼を賜りぬ(櫂未知子)

ですかね!決着。

ブックマーク

午後、まあ特にやることもないのでイヤホンをして英語の訓練をしつつ、『裏ハイ』をスクロールしていたら、

物流の果ての渚を歩む蟹(福田若之)

に遭遇いたした。
あまりにスゲー句なんでおったまげて“オッ!”と声を出してしまいましたよ。もちろん書き留めてございます。

消防車

オフィスのビルで火災・地震避難訓練がございました。これには不参加でしたが、ロビーには避難用品が展示されておりました。やはり一番の心配は“出す”ほうですのでよく見ておきました。
何があっても、何処でもできるように風呂上がりに股割りの柔軟体操は続けておりますが、ポトンにサヨナラしてから45年を経るとあれはこたえますな!
人間と云うものはすぐに堕落する!

洋式の水を流して明易し(福本弘明)

本

「雑木の美しさ - 色川武大」文春文庫 巻頭随筆3 から

を読みました。毒のないお話でした。

《 最近、山の中の過疎村を訪れる機会が二度重なった。
一は和歌山県那智勝浦町から車で小一時間ほど山にわけいったところにある色川郷というところである。ここは私の家系のルーツにあたるところだと以前からきかされていたので、一度行ってみたいと思いつづけてきた。平維盛の末裔と称する落人部落で、たくさん記したいことがあるが、今回は要点だけにしたい。》