(巻十五)絵所を栗焼く人に尋ねけり(漱石)

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7月6日木曜日

月並みではありますが、

「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日(俵万智)

文月や六日も常の夜には似ず(芭蕉)

今日は姐さんと親分さんが外にお出ましになり、内にさしたる悶着もないので、JETROライブラリーにWCOの評価文書を仕入れに出掛けることにした。
行き先と帰社予定時刻を流したところ、インターンのダルタニアンが付いてきたいと云うので案内つかまつった。
JETROではWCOの評価文書から“STUDY 2.1 - TREATMENT OF RENTED OR LEASED GOODS” をコピーしていただいた。
いつものことであるが、この図書館の女性司書の方々は育ちや氏素性は相当なはずなのに、親切で暖かい。かつて聞いたところに依れば、JETROの男性職員はどこかの馬の骨であるが、女性職員には“やんごとなき”姫さまがいらっ
しゃるそうだ。

弟に本読み聞かせいたる夜は旅する母を思いてねむる(秋篠宮佳子)

場所がアークヒルズなので昼飯が面倒である。ドトールがあるが、少しはまともな食事となると電車賃を払っても新橋烏森の方がよろしい。
今日も天下一にした。つまみになりそうなので四川炒飯をいただいた。昼のつまみにはちょうどよい辛さであった。
ダル君は大学へのレポート提出の資料文献を漁っていたようだが収穫はあったのであろうか?
ダル君はこれから
“シャバ”(シャバが漢字変換されない!)に出て行く。その直前の一時であり、我輩にはシャバと縁が切れるまでの一時であろう。

おとろへて消ゆる花火を背景にひらく花火の火の力みゆ(島崎栄一)