(巻十六)銀行の金庫を閉めて年終る(貝啓)

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11月8日水曜日

日本橋蛎殻町ののりおさんが、こちら方面においでになったとのことでお昼のお誘いを頂いた。社費で落とすとはいえ、わざわざ電話を掛けて呼び出して下さるのだから、誠に有り難いことです。
のりおさんは私より三つは年長でしょう。長年、外国の会社の日本駐在員事務所で一人所長をなさっていらっしゃる。
近況を交換をながらの昼食でしたが、やはり健康のことが話題となりました。
のりおさんはこの夏心臓の具合が悪くなり、急遽カテーテルの手術を受けられたそうです。その直後に本社要人の来日予定があり、医者と喧嘩して3日で退院したそうです。
医者から「仕事と命とどっちが大切なんだ!」と怒られたて、
「生活が大切なんです!」と切り返したそうです。
医者も仕方なく、病状を詳しく書いた診断書を渡してくれて、「旅先で倒れたらこれをすぐに医者に見せろ。」と言ってくれたそうです。

仕事よりいのちおもへと春の山(飯田龍太)

大分寒くなってきました。我が家のことになりますが、廊下からリビング・ダイニングキッチンへの入口にガラスのドアがあります。暖かいうちは開け放しにしてありましたが、ここにきて閉めることで一家合意したのです。しかし、深夜帰宅する息子が閉めずに寝ることが多く、このため朝寒い思いをする細君がついに切れました。
一昨日は朝っぱらから息子を叩き起こしてドアを閉めさせていましたが、加えて写真の警告版を息子の部屋のドアノブに吊るすことにしたそうです。
こち亀両さん”を登場させたところは“由”といたしましょう。