(巻十七)盗めよと盗んでみよと薔薇真紅(神野志季三江)

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2月11日日曜日

図書館を除けば、一日中うちにいた。多少の家事手伝いはしたが、概ねグータラして過ごした。
そんな私に細君が「おとうさん、顔が丸くなってきたわよ。肥ったんじゃない?お菓子ばかり食べているからじゃないの?」と斬り込んできた。
酒量は減ったが、確かに甘い物をコソコソと食べるようになった。生協に行けば豆大福などを籠に入れて、出口で食べているし、駅前で鯛焼きなんぞを売っていれば「一匹でもいい?」なんぞと聞いてその場でいただいている。
外で呑まない代わりに寝る前にチョコで一杯ひっかけているから甘い物をけっこういただいているわけだ。

鯛焼やいつか極道身を離る(五所平之助)

図書館では鎌倉図書館からの取り寄せをお願いしていた豊田泰光氏の本が届いていたので借りた。
他に書架から森村誠一氏の「人生の究極」を取り出して“携帯から始まる新たな表現”をコピーした。写真と俳句の融合(写俳)についての一文である。更に「人生論手帖-山口瞳」を取り出して“私のウイスキイ史”もコピーした。こちらは約10頁にわたる“小自伝”のようだ。
三氏の作品はいずれコチコチしながら丁寧に読んで、皆様にご紹介いたしたい。

魂の破片ばかりや秋の雲(森村誠一)

子鰯も鯵も一ト塩時雨かな(山口瞳)

すいすいとモーツァルトに、みずすまし(江夏豊=代打)