(巻十八)ちゃんちゃんこ着てより敵のなかりけり(黒沢正行)

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3月17日土曜日

井口泌尿器科でのエコーは延期となったがエックス線と診察は予定通りなので出掛けた。途中亀有中学裏門を通り“学校だより”の校長先生の一文を拝撮いたした。2月の “学校だより”では校長先生けっこう手抜きの文章を載せておりましたが(載せてありますのでご覧ください。)3月は真面目に取り組んだようです。

臨終に感謝の言葉露の世に(稲畑汀子)

井口泌尿器科・薬局・駅構内の安床屋と月に一度の身繕いを済ませた。

着ぶくれて老けゆく歳を繕はず(下村康彦)

朝食を念のため抜いておいたので昼はしっかりと頂くことにした。新道の“ときわ”でC定食にして、二合つけた。皆さんそれぞれにビール、ホッピ一、酎ハイと一本つけて食事している。今日は土曜日だ。昼の酒はうまい、定食に酒は最高である。

居酒屋の昼定食や萩の乱(小澤實)

帰りにポストから郵便や広告を浚ってきたが、なかに息子宛の結婚パーティ招待状があった。中学高校の同級生だと細君が云う。大学を出てからもサッカー観戦など一緒に行っていたらしい。最近は疎遠になったと思っていたが、“もうそれどころじゃなかったのね!”と細君は納得していた。

木に花咲き君わが妻とならむ日の四月なかなか遠くあるかな(前田夕暮)

封筒には耳でかネズミのスタンプが押してある。アトラクションのネズミ一匹は何万円もすると云うが、ご散財であろう。

餅花や鼠の罠の跳ねし音(関谷透雲)

写真は我等の恋愛時代である。あそこへは細君の方が“行かない?”と誘ってきた。あの頃は二人であそこに行くのが恋人関係の成立確認儀式でもあったように思う。

別々に出て新緑の中に会ふ(永井良和)