(巻十八)爽かや機嫌よき子の独り言(稲畑てい子)

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3月31日土曜日

我が家は3階ですが桜並木の落花が漂って来てベランダに模様をつけていました。細君は風流の嗜みがないようで“ボーッとしてないで掃いておいて!”とのお沙汰でございました。

初雪や一夜明ければ邪魔にされ(潤)

などと駄句を捻りましたが、

花吹雪地に降り立てばゴミとされ(潤)

でありますな。

何とか余生を保つのは俗世とのかかわり合いを持たないで済む“月”だけようでありますな?

水の地球すこしはなれて春の月(正木ゆう子)

外にもでよ触るるばかりに春の月(中村汀女)

*本来は秋の句を充てるのでしょうが春の月も捨てがたい。

歯医者さんで差し歯の支柱を立てる工事を受けました。11時半からの施術で2本立てることになっていたのです。
歯医者さんは前に住んでいた新柏の駅前にある。
そこまで小一時間かかるが亀有駅までの途中で亀有中学校校庭の桜を一撮いたした。桜は土手にも並木にも合うが、校庭の桜の一二本もまた好しであります。

満開も散るも又よし桜花(藤生理可)

施術は順調に45分程で終了。麻酔薬の威力は凄い!
差し歯の対面となる上の歯のキャップが下がり過ぎていてこれも取り替えることになったが、治療費はセット料金に含めてくれるとのことでした。ヨッ、加トちゃん

歯科に口あけたるままの窓に花(久田草木)