(巻十八)冷し中華少年の機嫌むずかしき(岡本富士枝)

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4月13日金曜日

桜通りも葉桜となりました。葉桜青葉もとても好きであります。

葉桜の中の無数の空さわぐ(篠原梵)

私にとって今日は“十三日の金曜日”でございました。
システム改編で苦手と云うかilliterateでありますITの変換作業をせねばならなくなりました。でも恐怖心が先行して自分ではできず手取り足取りでも叶わず、結局遠隔操作で仕上げて戴きました。
早く遁世致したい。

さても猶世に卯の花のかげなれや遁れて入りし小野の山里(兼好)

遁世と云えば、その日も遠くはないので断捨離を致さなくてはならない。取り敢えず毎日文庫本を一冊づつ持ち帰ることにした。今日は「私の酒」をポケットに突っ込んだ。この本にはまだまだ筆写いたしたい随筆が多々残っている。その一方で処分するつもりで持ち帰る本も出てくるな。

煮凝や余生のかたち定まらず(川崎益太郎)