(巻十八)納豆汁おのが機嫌をとれずをり(岡田史乃)

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5月18日金曜日

列車が走れば喉が渇く。アテンダントが来るのを待ちかねたが新小岩まで待たされた。それに売る気があるのかいというくらい早足で通り過ぎていくので慌てて呼び止めた。
アテンダントさんも酒を売るだけが仕事じゃないから、他に急ぎの任務があったのだろう。市川である。
ここから成田まで約一時間である。ちなみに新橋駅から成田駅までのグリーン料金は980円である。
京成のスカイライナーは乗車券と特急券で2500円くらいだ。こちらはそれよりは安い。座席ね座り心地もまあおなじである。所要時間はちょっとちがうかも知れないが、日暮里か上野駅での乗り換えを考慮に入れれば、東京駅からの所要時間の差は20分くらいかもしれない。
ただし、中距離通勤電車のグリーン席なのでスーツケースの置き場はない。車両の7割がたが二階建てなので大きな荷物を持っている場合は狭い階段の上り下りは大変でしょうから、他の手段を選択した方が賢明でありましょう。

列車は千葉駅で5分ほど停車した。千葉駅を発車すると、車内放送で車掌さんが交替したと告げた。運転手も替わったのだろう。このあたりの列車に乗るとどうしても“千葉動労”という文字が頭をよぎる。そして景色は田植えの終わったばかりの田圃になった。