(巻十八)寒の坂女に越され力抜け(岸田稚魚)

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6月2日土曜日

昨晩の酒量は生ビール3ジョッキ、ポッピーセット、中2、酎ハイ1であった。歩数は一万五千歩を超えた。
起きて酒は残っていなかったが、歩数と立ち飲み二時間超のためか腰と云うか尻に疲れを感じている。
酒量・歩数ともに健康と言えよう。

健康を酒量で試し三ケ日(笠原興一)

昨日は会議場で長田さんにお目にかかったが、卒業後の二社目で週4日お勤めされているとのことだ。私より6年先輩だから楽々と七十歳を超えているがお元気でなによりであります。

新緑やうつくしかりきひとの老い(日野草城)

今日はインプラントの最終仕上げに歯科に参った。
綺麗なネエちゃんの衛生士さんが胸を顔に押し付けるように覆い被さって処置してくださった。目を閉じて薄いお召し物の内側にあるであろう小振りではあろうが形のそうなのを想像したが、これを『瞼の乳』というのであろう。

おそるべき君等の乳房夏来る(西東三鬼)

BBCの6分間英語がまたアップされていない。ただだから仕方ないか。
Blogの集計が滞ったがただだから仕方ないか。
『瞼の乳』は分かんないだろうが、古すぎるから仕方がないか、


熱燗や期待するから腹も立つ(高橋将夫)

ところで、私は甘党で辛党である。酒も塩辛もいただけば大福餅も甘納豆もいただく。つまりは無党派層になろう。
であるから、机の下の菓子箱には甘納豆も柿の種もしまってある。
先般、甘納豆のテトラパック袋を買った。常々向かって右手の“でん六”の製品を買っていた。四種類の甘納豆(白花、金時、うぐいす、小豆)がそれぞれの種類ごとにテトラパックに入っている。
ところがついこの間、間違って今まで買ったことがなかった“CO・OP”の甘納豆袋を買ってしまった。どちらの甘納豆も同じようなデザインの大袋に同じ四種類の甘納豆をテトラパックに入れていて値段もほぼ同じである。
ではあるが、包装上の大きな思想の違いが両者にはあるのである。
でん六”は四種類の甘納豆をその種類ごとにテトラパックに入れている。
一方“CO・OP”は一つのテトラパックに四種類の甘納豆をミックスして入れているのである。
四種類の甘納豆を平等に好きな方もいるだろうが、私は、うぐいす、金時、白花、小豆、が好みの順である。であるから小豆から食べはじめてうぐいすはワカメちゃんをするわけだ。
しかし、“CO・OP”のミックス方式だとこの食べる順番の葛藤がない。ミックスの中でどれから食べるかでの葛藤はテトラパックの選別に比べたら遥かに緩い。
私は心穏やかな余生を送りたいと願っており、心の葛藤は避けて日々を送りたいので、今後は“CO・OP”の甘納豆を買うことにする。