(巻十九)寒晴れやあはれ舞妓の背の高き(飯島晴子)

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7月29日日曜日

角川俳句が出たので図書館に句を拾いに出掛けた。
図書館はお勉強好きなお年寄りで盛況でございました。机席はほぼ満席でした。図書館は静かに本を読むところなのでおしゃべりはできません。従いましておじいさんはたくさん来ていますが、おばあさんはおりません。

読書とも避暑とも図書館通ひかな(葉月)

名のある宗匠の作に佳句はなく、新人・投稿句から 

警笛に遅れ寒夜の貨車過ぎる(日野晴光)

ぱたぱたと露店が出来て宵戎(滝尻芳博)

うららかや牛乳瓶の蓋は紙(増田植歌)

番頭で終りし父よ父の日よ(吉田かずや)

を書き留めた。

柱に貼られた手作りポスターが映画鑑賞会の作品と開催日を告知しておりました。

図書館を出て“ときわ”まで行こうか、“吉楽”にしようか迷いました。
体調は悪くないのですが 今日はそんなに呑みたいという心持ちにならず結局呑まずにスーパーで買い物をして帰宅しました。

夜、台風で一日順延となった隅田川の花火の音が聞こえた。
10時過ぎに細君に呼ばれ、ベランダからピカピカに輝く15年ぶりに大接近した火星を拝見いたした。