(巻二十)夕月(ゆいづく)夜海すこしある木の間かな(茶話指月集)

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12月14日金曜日

冷たい風が吹いていましたが、冬ばれの青い空を見上でいつもの時間のバスに乗りました。

水の裏見ているごとし冬の空(川嶋一美)

そんな冷たい風が吹くビルの中庭で“犬さんとのふれあいイベント”が開かれておりました。
犬さんたちはご覧のように元気に走り回り寒さなどものともしておりませんでした。
多分一匹、一匹だったらあのように溌剌に走り回らないでしょう。犬はやはり群れの動物ですね。

マリ投げて遊べとさそふ若犬の眼の輝きはさやけかりけり(平岩米吉)

そのほか、特に有りませんので細君ネタとなります。

午前中に道上小近くの歯医者に行ったそうですが、途中で火事の現場を見たそうです。
曳舟川親水公園沿いのロイヤルホストの近くの3階建て住宅が火事になったそうで“10台”の消防車が臨場していたそうです。
木枯し季節にこの場末の住宅密集地での火災でしたが大火事にはならなかったようです。

最晩年身を焼く火事も思し召し(平川陽三)

*火事はこの句しかありませんでした。

また、友達からクリスマスカードが届き始めたようで、凝った組み立て式のカードを組み立てて玄関の靴箱の上に飾っておりました。

クリスマス昔煙突多かりし(島村正)

*クリスマスの句はほかにもありますが、このあたりから徐々に参ります。