(巻二十一)税関で越後毒消し見せもする(中原道夫)

イメージ 1

4月7日日曜日 

馬鹿な依頼者と馬鹿なの取り持ちなど本当に馬鹿らしい話であります。詳しいことはお話しできませんが、

http://www.customs.go.jp/zeikan/seido/kanzeihyouka/H24jirei/240903.pdf

が、決め手の一つになると思われます。馬鹿馬鹿しい話でありますが今日の一句に因み、このような馬鹿馬鹿しい話題から始めさせていただきました。

とどめさす一手が欲しや懐手(片山由美子)

外に出すとタバコ臭くなると、今日はおんもに出してもらえなかった。
座椅子で毛布で昼寝を試みたが、まだ毛布だけでは寒い。眠れず。

差し向かいで夕食をいただく。真鯛の味噌やきでしたが前回骨を喉に引っかけて大騒ぎしたので今日は骨はとってありました。

食卓に朝日歌壇・俳壇が置いてあり、鉛筆で印がつけてある。印がついているのは何を言っているのか判らないから解説しろと言う。
『あのパン屋ほらあのパン屋春がゆく(田中千鶴)』
については“パン屋さんの名前が思い出せない情景じゃないの?”と答えた。
あたしゃ、
『AIに職を奪はれ予想屋のタケちゃん狙ふ大穴小穴(秋野三歩)』
に一票であります。

外に出ませんでしたので、昨日撮した桜の写真です。

団地老いて昭和の桜いま盛り(中島修之)

お申し出はありがたいかったのですが、どうも胡散臭いのでお断りさせていただきました。


「泰西人の見たる葛飾北斎 - 永井荷風岩波文庫 江戸芸術論 から

を読み進んでおります。