(巻四十)連休の旅寝の枕明易し(桑原たかよし)

 

 

4月24日水曜日

 

(巻四十)連休の旅寝の枕明易し(桑原たかよし)

 

雨。

二階より手を出してみる春の雨(溝渕弘志)

程度の春の雨。

朝家事は掃き掃除だけ。細君の長電話の間、座椅子でごろ寝。

昨晩のシチューの残りほかで昼飯喰って、一息入れて、またごろ寝。

鶏とブロッコリーの煮物、鰤焼きなど手伝う。

外に出たのは郵便受けまで。給与の振込通知が来ていた。今日も一銭も使わず。

願い事-ポックリ御陀仏。知らずに仏。

 

こときれてゐればよかりし春の夢(上田五千石)

 

昨日はブログ「随筆筆写」に63人の方が訪れ、80のアクセスがあった。アクセスのトップ(アクセス8)は

「東京-大阪、深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと - スズキナオ」

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32451963/

2位(アクセス6)は

「詐欺幇助罪の成立が認められた事例 - 同志社大学教授十河太朗」法学教室2023年5月号から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/33283559/

3位(アクセス5)は

「かたちのレビュー(抜書:サントリーオールド、団地、蚊取り線香) - 鷲田清一」生きながらえる術 から
https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32441303/

「科学の原理 - 山本貴光吉川浩満」高校生のための科学評論エッセンス ちくま科学評論選

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/33397711/

 

5位(アクセス4)は

「英語の情緒性、日本語の論理性 - 杉本良夫」ちくま文庫 日本人をやめる方法ー杉本良夫から から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32294868/

6位(アクセス3)は多数。

 

「科学の原理 - 山本貴光吉川浩満」の冒頭で、

『科学とはなにか? という議論にはさまざまな回答の試みがありますが、ここでは生物学者池田清彦による整理が参考になります。
池田によれば、科学は真理を目指すのではなく「同一性」を目指す営みです。変化する自然現象を、変化しない同一性(言葉)で記述すること、これが科学の営みだというわけです。簡単すぎるくらいですが、これ以上の定義はありません。』

池田清彦氏の言が引用されている。で、その池田氏の作品を紐づけ致しました。

「退屈こそ人生最大の楽しみである - 池田清彦新潮文庫 他人と深く関わらずに生きるには から

https://zuihitsuhissha.exblog.jp/32319286/

 

タンポポの絮を見て、

此の翁 白頭 真に憐れむべし、 これ昔、紅顔の美少年(劉 希夷)

と、涙を濺ぐ。