2017-03-08から1日間の記事一覧

「一人で飲む酒ー草間時彦」中公文庫“私の酒”から

このごろは見掛けることが少なくなったが、昭和三十年代には、屋台の食べもの屋が方々にあった。夜鳴き蕎麦とか、夜鷹蕎麦と呼ぶ蕎麦屋が多かったが、おでん屋も少なくなかった。銀座から有楽町のあたりにも、幾つも店を出していた。まだ、私が若いサラリー…

(巻十四)逃げ道の手筈ととのひ鬼やらひ(今西ひろえ)

3月7日火曜日 天気予報はときにはずれるが、今日は寒から温に外れてくれたようでありがたい。 春めいて野菜売り場にふえてゆくつぼみのものとつぼみもつもの(阿部芳夫) ちょっと陽気が良くなるともう春が来たと早合点し花見のスポットなど探してみた。 htt…