2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

(巻二十六)老舗みなビルに吸はれて街薄暑(峯崎成規)

(巻二十六)老舗みなビルに吸はれて街薄暑(峯崎成規)7月1日水曜日七月になった。今日は半夏生だということだ。晴耕雨読の鎌の錆びつく半夏雨(井上あい)雨風が収まった午後3時過ぎに散歩と買い物に出かけてみた。生協の花屋さんはシャッターを下ろしての営…

1/2「不良老人の色気 ー 嵐山光三郎」退歩的文化人のススメ から

1/2「不良老人の色気 ー 嵐山光三郎」退歩的文化人のススメ から中央公論新社より『谷崎潤一郎=渡辺千萬子往復書簡』が刊行された。千萬子は谷崎松子夫人の連れ子清治の妻で、谷崎の義理の娘にあたる。千萬子は谷崎晩年の小説『瘋癲老人日記』のヒロイン颯…

(巻二十六)音楽で食べようなんて思うな蚊(岡野泰輔)

(巻二十六)音楽で食べようなんて思うな蚊(岡野泰輔) 6月30日火曜日 過日、クリニックの待合室で一撮した「みんなの体操」のオネエサンたちである。 屈伸の掌床に夏来る(井上亮子) 本日千八百歩で階段二回でした。 読書: 「悲観しない病者 - 上林暁」を…