本日の句歌

句歌控帳「立読抜盗句歌集(巻七)」


長き夜のところどころを眠りけり(今井杏太郎)


朝の上野駅で利用者の構内導線調査をしていました。
東京上野ラインが開通し、一階ホームへの到着列車が激減した。
全体として利用者は減っているが、高崎線宇都宮線が到着する二階ホームの7番線8番線から地下鉄へ向かう通勤客の流れは太くなったと感じる。

渋谷駅前のスクランブル交差点が、人の流れの巧みさから、世界的名所になったが、


雨ふれば十色の百の傘交じりスクランブルのハルシネーション(潤)


上野駅も、高崎線宇都宮線からの流れと常磐線からの流れが合流し、分流する見所ができた。


瀬をはやみ 岩にせかかる 滝川の われても末に あはんとぞ思ふ (崇徳院)