(巻十)打首の姿に髪を洗ひけり(柴田佐和子)

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4月7日木曜日

心地よく5時半に目覚めました。かなり強い雨でしたが、与謝野晶子の生家跡と歌碑を探しに街に出ました。
駅前でタクシーに乗り運転手さんに往復をお願いしました。親切な運転手さんで、「写真撮るあいだ、傘持ちましょか?」などと色々とお世話していただきました。
歌碑には

海恋し潮の遠鳴りかぞへては少女となりし父母の家(与謝野晶子)

が刻まれており、となりに日英文で写真と共に与謝野晶子について紹介されていました。


タクシー料金(初乗り660円)は往復で1、060円でしたが、気持ちとして千五百円を置いて参りました。

7時にホテルに戻り和食で朝食をいただきました。

走り梅雨ホテルのあさげ(漢字)玉子焼(馬渕結子)

8時に親分と合流し、急行が混んでいたので“普通車”で難波に向かいました。普通車でも堺から難波までは20分くらいでした。

難波からぎゅうぎゅう詰めの御堂筋線新大阪駅に移動し、0920時発の“のぞみ”に乗車したところです。

親分は待ち時間の短い列車を選ぶ習性ですので、出発前にお土産を買うことが難しいのですが、今朝は15分の余裕がありましたので、義母の土産に匂い袋を買いました。

山笑ふ着きて早々みやげ買ひ(荻原正三)

義母は視力聴力ともに衰えていますので、嗅覚で楽しんでいただきますように匂い袋にいたしました。

二晩の暴飲で心身お疲れで、車内で読書する気力がありません。NPRのダウンロードを聴きながらうとうとすることにいたします。