(巻十一)五十歳より七十歳羨(とも)し白上布(しろじょうふ)(片山由美子)

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7月24日日曜日

宅地開発が進むまでは東京近郊の農村であったこの地には地主となり地元の名士となった方々がおり、祭りとなると寄付を出すようです。
とはいっても、二万円が最高額でございましたが。(写真)

この程度の祭にも地元選出の女性衆議院議員が顔を出しに来ておりまして、汗ばんだ手を差し出して握手などする流れとなってしまいました。先生というのもご苦労さんなお仕事でございますねえ!

先生の話を聞けよ葱坊主(今瀬一博)

肝心の踊りですが、小学生とお婆ちゃんたちくらいしか踊らず、小さな輪が一つで見物人は多いのですが踊る阿呆はあまりいないようです。

あと戻り多き踊りにして進む(中原道夫)

各世帯には福引券が配られていて、半券を投票箱に入れる仕組みです。7時半が締切で8時に当選発表し、盆踊りのお開きという流れのようです。

福引やくじと名のつくもの弱く(中村伸郎)

という結果になることはほぼ間違いないところですので、屋台の皆さんご多忙のところ、他の年寄り同様に早めに失敬いたしました。