(巻十一)秋風や書かねば言葉消えやすし(野見山朱鳥)

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7月22日金曜日

今週は4日だったこともあり余力が残りましたので、丸の内盆踊りに寄り道することにいたしました。

寄り道も我が道もなし酉の市(長谷川栄子)

日比谷方向から丸の内仲通りを歩いて盆踊り会場である東京駅前の行幸通りに向かいました。
仲通りにはヨーロッパ・ブランドの店が軒を並べていて、舗道も広く取ってあり、歩行者優勢で信号機も少なくて、ちょっと異国気分でございました。

でで虫や一度は巴里の灯を見たし(佐藤幸子)

丸の内二丁目を過ぎたあたりからはお祭り区域になっており、車道にもテーブルが並べられて屋台と言うにはお洒落過ぎるテントでは、これまたお洒落過ぎて名前もわからない料理が紙皿で売られておりました。

盆踊り会場は行幸通りのとても幅の広い中央分離帯で写真のように提灯と紅白の幕で飾った、“ステージ”風の櫓がございました。
櫓には祭り太鼓が据えられて、修行を積んだ愛好会の兄さんや姐さんが、半纏にねじり鉢巻でここぞ晴れ舞台とバチをさばいておりました。見て聴いて心が浮き浮きさせるパフォーマンスでございました。

明日明後日と我がご町内でも盆踊り大会が行われます。町内会では太鼓打ちを募集して、指導者に指導をお願いして当日に臨むようですが、明日違いが判りますでしょうか?

櫓の周りには踊りの輪ですが、内側には揃いの浴衣のおばちゃんたちが踊っていました。
外の輪は一般参加誰でもどうぞの輪で浴衣をお召しになったコーカシアン娘もポツポツといて、踊りを真似ておりました。

手をあげて足をはこべば阿波踊り(岸風三楼)

私にとってはご町内が本番ですので、雰囲気を味わったところで引き上げました。