(巻十四)芋虫の一夜の育ち恐ろしき(高野素十)

4月15日土曜日

朝日俳壇4月9日

春愁や聞けば聞くほど藪の中(篠原三郎)

引っ越し屋さんと不動産屋さんの下見を午前中にセットした。10時に引っ越し屋さんの若い営業担当者が来て家具など引っ越し物品と残置物品のチェックをした。ハンガー箱とか食器箱とか色々な引っ越し道具があるようだ。アイミツというのが商売なら基本だろうが、言い値で契約した。
細君が引っ越し屋さんと細部を詰めているところに不動産屋さんが到着し、我輩が対応して屋内を検分した。ハウスメーカー系の不動産屋さんにお願いしたので、この家屋についての定期補修などの履歴は揃う。築25年なので残存価値は無いのだろうが、売却後家屋のことでゴタゴタしたくはない。不動産屋さんには土地価格を確保することが売却方針であり“古家あり”程度の扱いでもよい。であるから必要最小限、例えばハウスクリーニングくらいまで、しか費用はかけたくないことを伝えた。当面ほかの不動産屋さんに声は掛けないが専任にはしない旨意向も伝えておいた。

どことなく傷みはじめし春の家(桂信子)