(巻十四)耳うちの耳のあたりの秋の風(城孝子)

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4月18日火曜日

3月末に英国が正式にEU離脱の通告を行ったが、NYT紙に地質学の観点からグレート・ブリテン島ユーラシア大陸からの分離を解説した記事があった。
ブリテン島は氷河紀までは現在のデンマークと同様に半島としてユーラシア大陸に繋がっていて、ドーバーとカレーの間に白亜の接続橋壁があったとされ、この橋壁がダムとして作用して北海は巨大なダム湖であったと云う。
氷河紀が終わると、このダム湖に流れ込む水量が増大し白亜のダム壁は水量を支え切れず、決壊してドーバー海峡ができたとのことである。
ドーバーの白い壁には巨大な力が働いた跡が認められ、ドーバー海峡(Strait of Dover)からイングリッシュ海峡(the English Channel)までの海底にも巨大出水で削られた痕跡がはっきり残っているそうだ。

おおかたを削り取られて山笑う(ながいこうえん)

NYT紙の記事はコチコチする予定なのでいずれ覧に供せるものと思います。

我輩は相当な Anglophilia であるからドイツ系の会社にお世話になっていても携帯の待受画面に“のようなもの”を貼ることもある。