(巻十七)ひた走る馬は賭けられ菊の前(小泉八重子)

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1月3日水曜日

新年の誓いなどない。一日から煙草もお酒も嗜んだ。

一年の計もないが、今年も英語の聴く力を付けたい。少し力がついてもラジオ番組が少しよく判るようになるだけで、それでどうのこうのということはない。
去年は途中から英和辞典をポケットに入れておくのを止めてしまったが、新年を期にまたちゃんと尻のポケットに入れて歩くことにした。

カビ宿り加筆あまたの豆辞典(せんそう)

ネットで調べた方が生き生きした訳に巡り会うが、記憶力などの能力維持の観点では辞書にあたるのがよろしいだろう。少なくとも指で頁を捲るという作業だけでもキーボードを叩くより運動系には良いはずだ。

のどかさや指が楽しむ袋菓子(亀山幽石)

生協へ買い物に行った。昨日も生協へ買い物に行って福引きを5回やったが外れ4回と五等が1本であった。今年もくじ運はよくなさそうである。
福引きのくじであるが、手間のかかるガラガラポンではなく、 焼鳥の串の先に色をつけて当たりを決めていた。(写真)

福引やくじと名のつくもの弱く(中村伸郎)

ニュースは心の健康によくないのでなるべく見ないようにしているが、明日からまた会社に行くので天気予報は見ておいた。

気象士の棒細くして寒波かな(涼)

ニュースはどうにもならない嫌なことばかりを伝えるが、亀有駅前を往来している何千という人達を見ているとホッとする。

群れて生き群れて干さるる目刺かな(石井いさお)

そしてこの句が好きになってきた。