(巻十八)青春の辞書の汚れや雪催(寺井谷子)

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4月11日水曜日

もとより、失念せぬよう備忘録には書き留めてありしが、顔本より御親切にも本日は英吉利に在る友人ウッド氏の六十六歳の誕生日である旨案内を戴く。
氏とは同年であり、二十余年前余が王都倫敦の外れに在る緋寿楼空港税関にて不審者判別手法を学びし折りの師匠たる御仁なり。知識、識量、人徳の何れも深く、教授が終わり夕刻の訪れればよくパブなる社交場所に余を誘い呉れ、氏の同僚友人にも余を友として紹介くれし好漢なり。(右がウッド氏)

ロンドンに着きは着きたれ夜半の月(久保田万太郎)

以来、友として文通・電通を保ち今日に至る。氏は再々婚され、子にも恵まれしとのこと。彼オールド・パー翁にも並ばんや!

声掛けて体位交換花は葉に(岩永千恵子)

ついでに載せたのは余の夜間徘徊の写真であります。

さて、別ブログには南アの女性起業家からフォローの申し入れがあり承認した。でもあちら方面は詐欺師が入り込んで来るのでそのつもり居らねば。

黄沙降る街に無影の詐欺師たち(馬場駿吉)