(巻十八)痩馬のあはれ機嫌や秋高し(村上鬼貫)

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4月20日金曜日

今日の句の“機嫌”の意味が知っている意味ではしっくりと来ず、ネットで調べたら仏教用語で“しおどき”と云う意味があると知りました。そう解って読むと沁々して書き留めた句です。

昼休みに『ウラハイ』を見たあと『週刊俳句』を開きました。俳人のプロフィールという一欄があり、中に“俳句甲子園第14、15、16回大会出場。”と紹介されている若手俳人がいらっしゃいました。甲子園の権威はさすがでございますな!

甲子園を詠み込んだ句を在庫に持っておりませんでしたのでネットで調べましたら、そこには七句ほど掲載されていました。うち、

敗れたる土の熱さよ甲子園(黛まどか)

を書き留めることにいたしました。お土産の起源を述べた評論に巡礼者は聖地の土を持ち帰ると書いてありました。

ついでに昨日使いたかった“浄”を含む句を探しました。俳句では書き留めたくなる句に出逢いませんでしたが、歌の方で強烈な作品に遭遇し書き留めました。

口よりし入るものなべて浄しとふ
パン・果實・水・聖霊・男根(高橋睦郎)

初物と云う言い方が当てはまるのか疑問ですが、今日の肴に冷奴を注文した。旨し!

日本に醤油ありけり冷奴(仲寒蝉)

本名を豆腐芸名冷奴(増山山肌)

別ブログが上手く行かず、一度解約して再度繋いだがやっぱしだめだった。
Yahoo!の方は大分長いが、そっちはまだ始めたばかりなのでやり直しです。