(巻二十)寒き日を書(ふみ)もてはひる厠かな(正岡子規)

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9月18日火曜日

お役所へのお使いがあり早目に出て京橋の大舷で海鮮丼をいただくことに致しました。ここ二日ばかり崎陽軒の弁当が昼飯でしたのでちょっと贅沢ですが、“まあ、いいか!”といった心持ちでございます。

大舷の暖簾を潜り席を詰めてカウンターに座る。席を詰めて座らないと大将は一喝するのである。
“今日はサンマ、食え!”ときた。
“チラシ1・5でお願い。”
“チラシなんざ、いつでも食えらあ、サンマは今だぞ、サンマ食え!”
“いつでも来られるってえわけじゃないの。”
でやっとチラシにありついて一合呑んだ。サンマのズケ丼じゃ酒が進まない。

秋の暮水のやうなる酒二合(村上鬼城)

今日のお役所へお届けはまあ単なる書類の提出でしたから、難なく終わりました。

今日は結構気温が上がったようで汗をかきました。空にはもくもくと積乱雲でしょうか!(写真)

帰りに丸善によりエコノミスト誌を購入しました。創刊175年記念号だそうです。
私のエコノミスト誌購読歴は20年くらいでしょうか。引っ越すまでは定期購読でしたが、最近は捲ってから買うようにしております。今週号は私としてはちょっと失敗です。

帰宅し、食事して、布団を敷いているところに細君がミニコミ誌“定年時代”の俳壇を持ってきて“どう?”と訊くのである。

特選三席の句

今日もまた叱る妻ゐて家涼し(永井良和)

が心を打つと申したところ、プィと台所に帰っていった。

今日のコチコチ読書、

和文の方は、

「関税のからくり - 渡辺淳一」文春文庫 巻頭随筆 から

を継続中です。

英文の方は、

When teamwork works (The Economist September 8 2018) チームワークの利点と欠点

を読み終わりました。

ほかに、

Cardiologists should care about our love lives - by Sandeep Jauhar Sept. 18 2018 心臓と性生活

に手を着けましたがいつ読み終わるか分かりません。

患者“先生、もう夜の方も解禁でよろしいでしょうか?
医師“セックスしてもよいが心臓に負担をかけすぎないように。興奮するとよろしくないから、奥さんとだけにしておきなさい。”

と云う下りをデビッド・ロッジのスモール・ワールドで読んだ覚えがありますが、そんな結論になる記事なのだろうか?